出版社内容情報
信長より過激に、道三よりしたたかに-暁の妖星・松永弾正久秀。ここに見参!! 華麗なる異形の戦国史
内容説明
下剋上の風吹き荒れる元亀二年。たび重なる怪事の呪詛封じを求めて紅葉の信貴山を急ぐ明智光秀の前に、白亜の壁と漆黒の瓦が煌めく空中楼閣が浮かび上がった。妙薬となる樹木が植わり、霊香漂う山城の主は金髪碧眼の傀儡を操る妖人・松永久秀。幼き日に兄弟子・斎藤道三と交わした国盗りの誓いを胸に、ペルシアの暗殺教団の蠱惑の秘術で戦国群雄を翻弄する―!!稀代の歴史伝奇小説、待望のノベルス第一弾。
著者等紹介
宇月原晴明[ウツキバラハルアキ]
1963年岡山県生まれ。99年、『信長、あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞。第二作『聚楽 太閣の練金窟』(2002年)では、山本周五郎賞候補にもなった
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