中公文庫 十津川警部シリーズ<br> わが愛する土佐くろしお鉄道

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中公文庫 十津川警部シリーズ
わが愛する土佐くろしお鉄道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122068018
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

東京で働く原田と同郷の恋人・早川ゆきの二人が高知県へ帰省する当日、ゆきはマンション自室で刺殺され、乗車予定のJR切符が消えていたのだ! 
十津川と亀井は高知へ向かい、土佐藩家老の血筋であるゆきの父・秀典は地元の権力者であり、四国を一周する鉄道網を完成し新幹線を開通させることが夢だと知るが、翌朝早川家に3発の銃弾が撃ち込まれる。坂本龍馬嫌いを公言する秀典は、過去にも家を放火されたことがあるという。また秀典は土佐くろしお鉄道〈ごめん・なはり線〉が走る安芸をなぜか嫌悪しているようだ。かつて市内に所有していたホテルも邸も手放していた。一方で傷心旅行をする原田の前に現れる謎の女、5年前失踪した原田の友人……。
十津川は、南国土佐の鉄道沿線で何を見るのか!?

内容説明

東京の大学に通う早川ゆきは、同郷の恋人・原田と高知へ帰省する当日、自室で刺殺され、乗車予定のJR切符は消えていた!原田に疑いがかかる中、十津川と亀井は高知で地元の権力者であるゆきの父・秀典に会う。秀典は四国新幹線開通の夢を持つ一方で、なぜか土佐くろしお鉄道が走る安芸を嫌悪していた。十津川は、南国土佐で何を見るのか!?

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。63年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー、65年『天使の傷痕』で第一一回江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で第三四回日本推理作家協会賞を、2004年にはミステリー小説界での多大な功績が称えられ、第八回日本ミステリー文学大賞を、10年には長谷川伸賞を、19年には「十津川警部」シリーズで第四回吉川英治文庫賞を受賞する。01年10月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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まんむー

7
西村京太郎さんの本は初めてかもしれない。高知の名家の女子大生がマンションで殺されていた。疑われたのは付き合っている公務員の原田一郎。捜査する十津川警部だが、警視庁も財政難だと思うのに、4回も高知への出張、長期滞在、部下の刑事たちも高知へ出張の太っ腹。しかも妻まで捜査に付き合わせる。この設定はありか!娘が、結婚を前提に付き合っている女性が、殺されたにもかかわらず、父も原田もあまり感傷的な表現や落ち込んでいる様子が読み取れなかった。そういう時って、何か隠し事があるのね。サクッとドラマを見ている感覚で読めました2024/03/25

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