出版社内容情報
浅見光彦の兄・陽一郎刑事局長は料亭の奥座敷で、越前大観音堂の用地取得に絡む不正について、地元の有力者から圧力を掛けられる。その場には、父が贈ったという竹人形を手にした女性も姿を見せ、窮地に追い込まれる陽一郎。兄の依頼により、事の真相を確かめるため秋の北陸路へと旅立った光彦は、竹細工師殺害事件に遭遇し容疑者として事件に巻き込まれてしまうのだった――。
内容説明
浅見陽一郎刑事局長は、越前大観音堂の用地取得に絡む不正に目をつぶるよう、関係者から圧力を掛けられる。その場には、かつて父から贈られた竹人形を披露する女もいて、窮地に追い込まれる陽一郎。兄の依頼で真相を探るべく北陸へ向かった光彦は、竹細工師殺害事件に遭遇し、容疑者として巻き込まれてしまう。名探偵は、父の疑惑を晴らせるか!
著者等紹介
内田康夫[ウチダヤスオ]
東京都生まれ。1980年『死者の木霊』で衝撃的デビュー。08年、ミステリー文学への多大な貢献が称えられ日本ミステリー文学大賞を受賞した。15年には、一般財団法人内田康夫財団を設立。16年4月、軽井沢に「浅見光彦記念館」オープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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