中公文庫
マンガ日本の歴史 〈35〉 田沼の政治と天明の飢饉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122032019
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1121

出版社内容情報

度重なる凶作・飢饉により年貢増徴が難しいと考えた田沼意次は、幕府専売制の推進といった経済政策を次々と打ちだし、年貢の不足を補っていった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

24
9代将軍家重の時代から役人に起用された田沼意次。家重から家治に、そして家定の時代まで勤めあげて老中にまで上り詰めた人物。米将軍(8代吉宗)のツケが回って長いこと一揆が起こり、年貢も上がって米価高騰。ますます一揆が収まらぬなか、多くの政策を打ち出していくが、三原山噴火、桜島噴火、大洪水などで大飢饉が起こり、結局のところ危機管理能力を発揮できず、70歳で没する。2021/08/14

ROOM 237

8
田沼意次さん特集。吉宗将軍の長男で9代目家重さんの描写が志村けんさんのバカ殿似なのは一体…w 緊縮財政といわれたタヌ政策は農民の年貢から商人が納める重商主義にしたことで経済発展したが、納税の代わりに商売独占した組合からタヌへ賄賂が横行。長男は殺されるわ一揆や打ちこわしが頻発するわで辞任へ。緊縮する反面、自分の相良領内では年貢をライトにしたりインフラ整備をガッツリして喜ばれたらしい。身内には甘かったのか、一揆出したくなかったのか、やりたいようにやってどうなるかモデル実験したのか。2020/06/09

ふろんた

4
田沼意次の政治。町人が活発になる。2014/09/10

邑楽維句

1
シリーズの中では一番好きですね。老中が集まって若き日の田沼意次の噂をしている場面とかがめっちゃ興奮します。

greenman

1
将軍家重の側用申次になった田沼意次の台頭。土地開墾が限界に達し、特産品や商人を重視した経済政策への転換。結果としての賄賂政治。2011/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/504443
  • ご注意事項