中公新書ラクレ<br> ケンカの流儀―修羅場の達人に学べ

電子版価格
¥880
  • 電書あり

中公新書ラクレ
ケンカの流儀―修羅場の達人に学べ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505262
  • NDC分類 159
  • Cコード C1236

出版社内容情報

憎まれ、叩かれ、潰されたとき、君ならどうする?ヘーゲル、池田大作、プーチンらの達人や、著者の獄中経験からバイバル術を学べ。

内容説明

憎らしい相手との闘争に巻き込まれた時、どうすべきか?個人や組織レベルの「日常」から、国家レベルの「非日常」まで、各種の修羅場をサバイバルするための極意を伝授する。ヘーゲル、池田大作、プーチンら「修羅場の達人」や、著者自身の獄中経験から、究極のノウハウを学び取れ。

目次

1 修羅場脱出、僕の方法(逮捕されるまで悔い改めなかった僕の「やりすぎ」;あえて修羅場を作って自分を追い込め)
2 日常にひそむ修羅場(漱石の「猫」に学ぶつまらぬ世間の渡り方―『吾輩は猫である』;硬直化した組織を変えるには?―『かもめのジョナサン完成版』;憎しみの乗り越え方―『八日目の蝉』)
3 非日常の修羅場(創価学会の強さのルーツ―池田大作;池上彰氏に学ぶマスコミ業界の叱り方―池上彰;「イスラム国」暴挙の果ての三つのシナリオ;ピンチをチャンスに変えたロシア大統領―ウラジーミル・プーチン;ロシア流ケンカとイスラエル流ケンカ―核をめぐって)
4 修羅場の達人に学ぶ(試練には意味があると信じられる強さ―ヨブ;失脚しても絶望するな―ヘーゲル)
対談 相手の「拍子抜け」を誘って切り抜けろ!―中瀬ゆかり

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都生まれ。作家・元外務省主任分析官。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月、有罪確定。2013年6月、執行猶予期間満了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

73
日常に潜む修羅場ではかの『吾輩は猫である(夏目漱石)』がテキストになるんですからいろいろな意味でスゴイ本でした。願わくばもっと話を聞かせてほしい、そんな気持ちになりました。第二弾を是非お願いします!2022/08/18

saga

26
いま職場との関係がギスギスしている。仕事の割振りで納得できないことがあり、それを主張したがために疎まれている感じ。そんな中で本書を読み始めたのだが、あまり参考にはならなかった。参考事例の引用も多過ぎる。ロシアやイスラム国に絡む国際情勢の難しさが際立つ感じ。本書の内容に対してタイトルがしっくりこない。2018/08/22

かわうそ

22
★★★☆☆、佐藤優先生の本で買ったけどまだ読んでなかった本、巻末の佐藤優先生と新潮社の中瀬ゆかりさんの対談が特に面白い、佐藤優先生の一番の修羅場は離婚の時の時ではなく、ソ連時代のモスクワの騒擾事件だという、いつ自分に銃弾が当たるかわからない状態だったという、それは怖い笑2016/08/18

ちさと

20
「修羅場を乗り切る究極のノウハウを学び取れ」。今回は第2章以外コピペ満載の完全にネタ本の雰囲気でした。ケンカする事もそうそうないのにケンカの流儀を学んでしまった。外交官目線の修羅場のかいくぐり法を、親子ゲンカに活かせるかな…2018/09/03

slider129

20
月刊誌の”中央公論”の連載をまとめたものなので、時事性の強いコラム的でライトな内容ですが面白く読めました。 特に国家間のインテリジェンスにまつわる話は、さすが元外交官と思わせる説得力がありますね。 ロシアによるウクライナ問題による強気の姿勢や、アメリカとイランが接近することによって、イスラエルがアメリカを叱り飛ばすことになった原因にはイスラム国の台頭があるとの著者の分析には納得でした。2015/06/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9747802
  • ご注意事項