中公新書ラクレ
読売新聞朝刊一面コラム「編集手帳」〈第23集〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 247p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121504449
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1295

内容説明

目に見えない駅伝もある。いつの日か金色のタスキを受け取るのは誰だろう―前半は吉報の連続に心躍らせた「五輪の季節」とすれば、後半は新党結成と政権交代に揺れた「政治の季節」。編集手帳の洒脱なエッセイで、激動の12年下半期を振り返る。

目次

7月(ある細胞分裂;虫ぜめ地獄 ほか)
8月(不幸な花;アニメを見て ほか)
9月(君を待つ;「?」 ほか)
10月(炎と枯れよ;格調の俳人 ほか)
11月(藤本義一さん、逝く;拝啓JR様 ほか)
12月(三都めぐりの季節;ゴニュウイン ほか)

著者等紹介

竹内政明[タケウチマサアキ]
読売新聞論説委員。1955年、神奈川県生まれ。79年、北海道大学文学部哲学科宗教学専攻卒業後、読売新聞に入社。長野支局を経て、東京本社・経済部で財政、金融などを担当。98年に論説委員会に移り、2001年7月から朝刊一面コラム「編集手帳」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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i-miya

39
2013.03.31(初読)竹内政明著。 2013.03.30 2012.07.-2013.12まで。 “ダルマ太陽”-蜃気楼-民主党のシンボルマーク。 図柄の通り分裂した。 ◎自殺の練習。 童謡にときに不穏な歌詞がある。 『めえめえ児山羊』、「朽木(とっこ)あたれば、頸(くび)こが折れる、折れりゃ児山羊はめえっと鳴あく」。 『金魚』(北原白秋)、「母さんかえらぬさびしいな、金魚を一匹突き殺す」。 高浜虚子。 ◎7/26、ロンドン五輪。 2013/03/31

i-miya

35
2013.07.06(つづき)  2013.07.05 ベランダ鉢に花がひとつふえた。 わが子の寝顔をみつめた。 それだけで、悩みがふと軽くなる。 心の算数、いつも不思議。 10の重荷に10の助けが必要かというとそうとも限らない。 たった一つが100の重荷を軽くする。 2012.09.13=◎アニキの引退。 ◎高橋治、松竹の映画監督から転身して、作家になった。 『絢爛たる影絵』(文春文庫)。 藤田まさとさん。 星野哲郎さん。 出落ち。 小泉内閣のあと、安倍、福田、麻生、鳩山、菅、野田。 2013/07/06

KAZOO

15
これは平成24年の下半期分を集めたコラム集です。いつ読んでもためになるちょっとしたネタを提示してくれます。今回はそれよりも「まえがき」の代わりに、というところで書かれていた言葉が一番気に入りました。「世の中に愚問がひとつだけある。それは口に出さない質問だ」自分が疑問に感じたことは、ためらうことなく尋ねなさい。・・・まさにその通りだと思います。2014/08/12

みつんば

2
昨年下期の朝刊コラムをまとめたもの。思い返せば、昨年は多くの著名人が亡くなってるんだよなぁ。作者の竹内氏もそれぞれに味わい深い思い出を語っている。そして政権交代。自民党圧勝で幕を閉じたわけだが、竹内氏の舌鋒鋭いご指摘に首肯する。昨日、東日本大震災から2年が経ったが、今年上期のコラムには明るい話題が並びますように…。2013/03/12

山田

0
読売新聞で連載されている編集手帳をまとめたもの。2012年7月~12月までの内容がまとめられている。 この時期は特に大きなニュースはなかったものの、政治関連のニュースではそこそこ騒がれるものが多かった。 政治では新党発足が目立った。また亡くなった方も多くいる時期でもあった。もう少し平和な事件が多い時期があっても良いのではないだろうか。2017/01/12

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