さむらい道〈上〉最上義光 表の合戦・奥の合戦

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  • サイズ B6判/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120049637
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

最上義光は、父義守一族や天童・白鳥氏、そして伊達氏らとの峻烈な内憂外患をいかに乗り越え、山形に君臨することができたのか!?

内容説明

父義守一族や天童・白鳥氏、そして伊達氏らとの峻烈な内憂外患をいかに乗り越え、山形に君臨することができたのか!?山形新聞好評連載、待望の単行本化。

著者等紹介

高橋義夫[タカハシヨシオ]
1945年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。『闇の葬列広沢参議暗殺犯人捜査始末』他3作品で直木賞候補に。92年「狼奉行」にて直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりのくまお

46
奥羽の戦国大名といえば、その筆頭は間違いなく伊達政宗なので、今まで読んだ諸々の小説や漫画から叔父の最上義光は政宗に立ちふさがる謀将というイメージが強い。そのせいか今作の義光像は清廉すぎる印象が強くて、ちょっと違うって思ってしまってます。タイトルの”さむらい道”を義光がどう理解して咀嚼したかをもう少し突っ込んで描いてもよかったかも。地図はあるので助かる部分はありますが、もう少し詳細でもよかったと思います(生まれが山形ということもあり、一部の地名は分かったんですが、結構苦戦しました)。2017/06/17

星落秋風五丈原

23
伊達政宗の母親の兄で政宗にとっては叔父にあたる義光が主役。彼もまた後継者争いに苦しめられた口だった。政宗からすれば敵役に想定されることが多いキャラが真のさむらい道をめざす。2017/04/16

Book Lover Mr.Garakuta

6
図書館本:速読:この本も面白い、東北の雄の一人。★42019/01/28

つばき

2
どこにこんな資料残ってたのか、とても細かいところまで調べられていて頭が下がる。地元なので地名も方言もなじみがあって困らないが、ここで立ち止まる人は多そう。2017/06/15

今日は決算前

1
△ 最上義光の幼少期から天童氏と戦い、その先の庄内平野進出を目指すところまでの物語。謀略を仕掛けて平定していくイメージであったが、清廉な人物に描かれている。ゲームで出てくる武将も多く、それぞれの背景が丁寧に描かれているため興味深い。ただ、説明的な著述が多く小説という意味では物足りない。また、義光の主体的な関わりよりも、側近達によって事がなされているような描かれ方になっているため残念。ただ、これから伊達政宗が登場し、奥州仕置、上杉家との長谷堂城の戦いと続いていく中での最上義光の活躍を楽しみたい。【図書館本】2019/10/20

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