雨の匂い

電子版価格
¥754
  • 電書あり

雨の匂い

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120034206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

癌で入院中の父親と寝たきりの祖父の面倒を一人でみる村尾柊一。彼は善意より殺意を必要とした…。あの日、雨が降っていなければ、誰も殺されなかった。必死だけど可笑しくて、実直ゆえに我がままで、優しいくせに傷つける―デビュー15周年を迎えた樋口有介の真骨頂、とにかく切ない物語。

著者等紹介

樋口有介[ヒグチユウスケ]
1950年群馬県前橋市生まれ。業界紙記者などを経て、88年『ぼくと、ぼくらの夏』で第6回サントリーミステリー大賞読者賞を受賞しデビュー。青春ミステリー小説の新たな担い手として注目される。『風少女』が直木賞候補となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

2
本屋大賞発掘部門から発掘。主人公の行動規範が不明、共感できない・・・。爽やか・・・じゃぁ、ない。2014/01/29

クロ

2
閉塞感がなんとも言えない。主人公は真面目なんだなぁと思いました。2011/05/29

さとる@パクチー

1
末期癌の父と寝たきりの祖父の面倒を1人でみる主人公:柊一の話。暗い。ビデオ鑑賞バイトに客として来たAV女優:李沙と知り合うも李沙の父は常連のバーのマスターと聞かされる。李沙は自殺中に柊一に電話し最期に立ち会う。父の保険金を融資しろと別れた母から連絡。母に鈴蘭の花を漢方として薦めるもそれは毒で案の定母は服毒死。黒板塀の塗装屋だった祖父の知り合いから塗装依頼を受ける。依頼主の高校生の娘:彩夏と仲良くなるも、彩夏の家の対面のゴミ屋敷放火の犯人だと柊一に自白。柊一は生き残ったゴミ屋敷家主を燃やす。父危篤の連絡で終2021/05/16

夜梨@灯れ松明の火

1
図書館2016/12/29

がしがし

0
古い本。相変わらずの感じ2017/11/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/366133
  • ご注意事項