藤子不二雄SF全短篇 〈第2巻〉 みどりの守り神

藤子不二雄SF全短篇 〈第2巻〉 みどりの守り神

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  • サイズ A5判/ページ数 878p
  • 商品コード 9784120015571
  • NDC分類 726.1

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

43
再読。何回読んでも面白い。絵柄が子供っぽいからと騙されてはいけません。2015/12/01

nobody

10
SFの定義はどうもしっくりこない。それよりもあり得る話/あり得ない話という区分けの方が釈然とする。一般的に、興味対象は前者である。「王様ゲーム」は後者で作品としては評価しない(それでも全然面白くないこともない)。「ひとりぼっちの宇宙戦争」はあり得る話で、あり得ない話=SFとしてしまうのに抵抗がある。カフカ『変身』はSFだろうか? 東野圭吾『秘密』はあり得ない話だが面白く、ファンタジーという言葉に相応しい。あり得る話の中で説得力の濃淡が、作品の優劣に繋がる。とにかく従来のSFという括りは私には違和感がある。2021/05/03

内島菫

4
未来や宇宙、異星人等を扱うからこそ、作者の日本的な部分がよく見えるのかもしれない。不思議なことに対して一応の理由や説明の提示がなされるが、それは一定の手続きに過ぎず、読後には遠慮がちな情感とどこか距離を保った曖昧さが残る。そういう、そこはかとないものが作者の眼目ではないかと思う。たいていは外から何かがやってくるパターンであり、主人公たちが外の何かへ出向くときには、謎の追及や解決、現実の改善という目的を持っているようで持っておらず、結末がどうであれ、未知のものへのわくわく感が主題なのだ。2014/11/05

sosking

2
30年前に購入して、たまに再読しています。ページ数はかなりありますが、面白いです。初読したとき、藤子不二夫は凄いマンガ家だと思いました。それぞれの短編が発表されたのは、昭和50年代中期です。2015/08/27

メイロング

1
まさか読んでるうちに日付が変わり、第三巻征地球論が終わるとすっかり朝だったとは。「ひとりぼっちの宇宙戦争」は昔ドラえもん単行本の後ろの方で知って憧れていたタイトル。大人になってから少しSFを読み出して、それからFの漫画に戻ってみると、そのSF力のすさまじさに圧倒されて実に楽しい。ところで「ひとりぼっち~」の主人公、鉛筆は右で持っているのに剣は左持ちってなぜ? と尋ねたのはきっと私が100万人目。2014/05/24

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