孤冬黙示録

孤冬黙示録

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120014826
  • NDC分類 913.6

内容説明

閉ざされた厳冬の小都市=悪夢的終末世界の精神市街戦―理不尽な抑圧と暴力の包囲に極限まで追いつめられた男は、失われた原過去を、そして再生の春を求め、都市の深層構造に秘められた謎に挑む超SFの力作書下ろし長篇

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

11
河渡幸三が突然海岸に立っているところから幕を開け、仮下宿の永久産婆のもとに居を定める。そこで絶対市長や助役である甲馬、収入役の鏑らと出会うが、ことごとく彼に敵意を向け、河渡は傷ついていく。しかしそこから”反撃”を初め、徐々に味方を増やし、彼らを解剖しながらその本性を暴いていくのだが…。厳しい現実に挫折した男を通じて、そこからの”復活”を丹念に描き、若者の成長と幸福な結末を描いた作品。正直つらい場面が多いので、読み通すのはある意味試練だった。かんべむさしのシリアス作品群の巨塔ではないだろうか。2019/11/03

けいちゃっぷ

0
主人公に同情し喜ぶべきなのだろうが、作者に怒りが湧いた。こんなん読みたいんじゃねー。その後の本は作者を連想させる主人公ばかりになったが、当然読む気は失せる。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/240524
  • ご注意事項