遠藤周作文学全集〈10〉評伝1

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  • サイズ A5判/ページ数 347p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784106407307
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

二十一世紀に贈る遠藤文学の貴重な遺産。二十五歳で発表した長篇評論「堀辰雄覚書」、悲劇のキリシタン大名小西行長の生涯を描く「鉄の首枷」、そしてペドロ岐部を取り上げた「銃と十字架」。

内容説明

悲劇のキリシタン大名小西行長の生涯を描く『鉄の首枷』ほか評伝2篇を収録。本全集は、遠藤周作氏の純文学作品を長編小説、短編小説、戯曲、評伝、評論・エッセイなどのジャンル別に分類し、それぞれを発表順に収録した。第10巻には「評伝1」として、長篇評論「堀辰雄覚書」及び日本史上の人物を取り上げた長篇評伝2作を発表順に収めた。

目次

堀辰雄覚書
鉄の首枷―小西行長伝
銃と十字架

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1131you

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堀辰雄に関する知識がゼロなので堀辰雄覚書は読み飛ばした。 銃と十字架は面白く読んだが鉄の首枷はちょっと退屈なところが多かった。 キリシタンの精神性は面白いのだが史実をなぞっているところはそうでもないのかな。 なぜ命の危機にさらされてもなお信仰を捨てないのか。 キリシタン史は興味があり多少の書籍は読んだつもりだがいつまで経ってもなかなか理解できない部分が初めて腑に落ちた気がする。 あまりに短い日本のセミナリオの歴史も興味深かった2024/04/13

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