内容説明
奈良の自然、寺と仏像の美を再発見した壮麗な歌、書家としても独自の世界をひらいた「独往」の巨人。写真で実証する作家の劇的な生涯。
目次
評伝 会津八一(「独往」の道;古都奈良へ;『南京新唱』の世界;ひとのよにひとなきごとく;烈々たり晩年)エッセイ 少なくしかし深く
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
4
奈良巡りの復習・予習で読みつつある『自註鹿鳴集』の副読本に。2018/07/30
朔依
0
図書館にて。誕生日と故郷が一緒で勝手に親近感。昨日、日曜美術館で八一と奈良の古寺について放送していたのを見て補完と確認の為郷土のコーナーからいろいろ物色。このシリーズ作家の人間関係や生い立ちなど一生を写真で紹介する本なので生涯独身の八一の大学時代の好きだった人の写真なども載っている。ネルの文子さんは長谷川時雨の美人伝にも紹介された美人さん。こんなかわいい美人に焦がれたら他の女性には気持ちが動かないか。東大寺の広目天に似ているって日曜美術館で言ってたけど仏像が眼鏡かけたらそっくりだと思いマシタ2010/07/19