出版社内容情報
ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに4年連続選出。戦争と音楽、幻想と歴史の間をたゆたう、短篇の名手による17の物語。音楽と戦争、幻想と歴史が交錯し、響き合う、17の物語。名手による待望の初短篇集。往年の名ヴァイオリニスト。サーカスの象使い。大学教授になりすますシェフ。時代や運命の不条理に翻弄されつつも何かを生み出そうと苦闘する人々の物語は、作家自身の家族史をも織り込みながら、?がり合うように広がっていく。ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに4年連続選出された名手による、驚異に満ちた17篇。
レベッカ・マカーイ[レベッカ マカーイ]
著・文・その他
藤井 光[フジイ ヒカル]
翻訳
内容説明
薬指を失った名ヴァイオリニスト。大学教授になりすますシェフ。失意の象使い。時代や運命の不条理に翻弄されつつも、何かを生み出そうと苦闘する人々の物語は、作家自身の家族史をも織り込みながら、繋がり合うように広がっていく―。ベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに4年連続選出された名手による、驚異と慈愛に満ちた17篇。
著者等紹介
マカーイ,レベッカ[マカーイ,レベッカ] [Makkai,Rebecca]
1978年生まれ。言語学者の両親のもと、シカゴ近郊の村で育つ。父親はハンガリー出身、父方の祖母は著名な女優・小説家だった。ワシントン・アンド・リー大学およびミドルベリー大学大学院で学び、2011年長篇The Borrowerでデビュー。2014年発表のThe Hundred‐Year Houseは、シカゴ作家協会によって年間最優秀長篇小説賞に選ばれた。2008年から4年連続でベスト・アメリカン・ショート・ストーリーズに作品が選出されている
藤井光[フジイヒカル]
1980年大阪生まれ。同志社大学准教授。2017年、アンソニー・ドーア著『すべての見えない光』で日本翻訳大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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