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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104507023
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

日本橋大店の若だんな・一太郎は、めっぽう身体が弱く、くしゃみひとつとしただけで布団にくるみ込まれてしまう始末で、放蕩なんてことは、夢のまた夢。そんな若だんなの身の回りを守っているのは、犬神・白沢・屏風のぞきといった摩訶不思議な連中たち。でも、店の手代に殺しの疑いをかけられたとなったら黙っちゃいられない。若だんなの音頭のもと、さっそく妖怪たち総出で調べに乗り出すのだが…。若だんなと妖怪たちが、難事件を次々解決!史上最弱だけど、最強の味方が憑いてる若だんなの名推理。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
1959年高知県生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみきーにゃ

104
シリーズ二作目。短編集。再読でしたが見事にお話全部忘れており(汗)すっごく楽しめた。一人の方を千年経ても思う。素晴らしい!一太郎の甘やかされてるだけではなくしっかりと自分を持ってるところが大分好感持てる。2020/10/31

mikea

73
しゃばけシリーズ第二弾。お気に入りは3編。若旦那の腹違いの兄、松之介が前作で火事に合うまでの、奉公先での苦労や人となりがわかる「空のビードロ」では切なくなりました。タイトル通り、仁吉の恋の話がわかる「仁吉の思い人」が若旦那と同じく興味をひき、「虹を見し事」では、いつもと違い妖達の姿がなく、突然何が起きたのか分からず、不穏な空気にハラハラしました。若旦那が成長したい!と思いつつも身体の自由のきかなさに葛藤しているところ、まっとうな人として成長しているなぁと感じます。2012/03/25

セウテス

65
しゃばけシリーズ第二弾。今回は六篇の短編集です。基本は同じで江戸の町に起こる事件を、一太郎が妖のもの達の力を借りて、解決していく時代劇風妖怪ミステリーです。凄いトリックがあったり、解決迄の理論が特別だったりはしません。でも、素晴らしく楽しめる作品です。とにかく読ませる文章が上手い、心にちょっと響くストーリーに定番の登場人物たちが味がある。前作で話に出ていた腹違いの兄との巡り会いに人の優しさを嬉しく思い、仁吉の千年もの想いにロマンスを感じます。大人になろうとする一太郎を、もっと見守りたい気持ちになりました。2015/01/19

ミカウバー

64
しゃばけシリーズ二作目。今作は全6作からなる連作短編集。短編と言う事もあって各々ミステリーと言う部分ではちょっと物足りなさを感じてしまったが、それでもどの話も面白かった。その中でも「空のビロード」、「佐吉の思い人」、「虹を見し事」は特に心に残った。「空のビロード」は一太郎の兄、松之助を主人公とした話で、最後の兄弟愛に心打たれたし、「佐吉の思い人」はタイトル通り佐吉の恋物語で、その男気に格好良さをみた。「虹を見し事」では女中のおまきの行には切なくなってしまった。

Rosemary*

60
江戸の大店、長崎屋の若だんな一太郎が手代や妖たちの力を借りながら怪事件を解き明かしていく捕物帳。病弱のため周りから甘やかされ放題の一太郎であるが、本人が一番それをわかっていてそれに甘えず将来に憂いを持ち人知れず悩んでいる。凄いことは出来ずとも誰かの心に寄り添うようになりたいと思うところに胸うたれます。「空のビードロ」や「仁吉の思い人」のように心情が上手く描かれているところが好きです。2015/02/01

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