内容説明
大自然への畏れと感謝を通じて真摯に神に向き合う人々の「祈り」の姿を求めて、世界の“巡礼の回廊”を撮り続けたライフワーク30年間の集大成。
目次
サハラ―砂の地平線
チベット―極限高地の仏教
インド―ヒンズー教5000年の流れ
エチオピア―旧約聖書の世界
メッカ・メディナ―イスラーム宇宙の中軸
ナイル―文明の川、原始の川
グレート・リフト・バレー―人類揺籃の地
アンデス―星と雪の巡礼祭
著者等紹介
野町和嘉[ノマチカズヨシ]
1946年、高知県生まれ。1971年にフリーの広告写真家としてスタートしたが、翌年、25歳でサハラ砂漠と出会ったことが契機となって、フォト・ジャーナリズムへと転身してゆく。1979年、最初の写真集『サハラ』により日本写真協会新人賞、1982年には米国報道写真家協会年度賞雑誌部門銀賞、1984年に土門拳賞を受賞。『長征夢現』『ナイル』により1990年、芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会年度賞を受賞。ほかに講談社出版文化賞、東川賞国内作家賞、大同生命地域研究特別賞などを受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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