牛への道

牛への道

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784103974017
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

進め、牛への道を。未来は牛の頭上にのみ輝く―。宮沢流秘伝の巻に隠された「牛的人生」を盗め。猫でもなく犬でもなく、ましてや羊でもない。人間は考える牛なのだ…。新聞に、人名に、スポーツドリンクにすら宿る日々の奇妙な現象を解き明かす、臥薪嘗胆、満身創痍、笑死千万、脱力もののエッセイ集。

目次

第1章 犬見る人生
第2章 朝、戸口でごとんと音がした
第3章 耳と砂漠
第4章 読むという病

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokkun1002

23
初、宮沢章夫さん。エッセイ。野球では初回に1点しか入らない状態を「すみいち」と皮肉る事がある。僕にとって本作はまさにその隅1だった。笑った「まえがき」…そうかこの場合、始球式か。今日の始球式、すっごく良かったね。でも…次はもっと試合が楽しいとイイな。2013/07/26

Mari

14
図書館 星野源さんのエッセイで、紹介されていたので、読んでみた。電車の中で、笑うのを堪えるのが大変との触れ込み。吹いたのは、『たんにそう命名されたからそうなった』天ぷらを家でごちそうしたら、そのお客様の高橋さんが、たいそう喜んだので、その人が来ると天ぷらを揚げた。そして、筆者の家では、天ぷらのことを、[タカハシ]と呼ぶようになった。 2018/06/02

merry

12
ふわっとするエッセイ。何がどうというわけでもないけれど、心を解してくれる。2015/02/15

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

7
手にとった最初の感想が、「しりあがり寿って絵うまいじゃん」だったことをお許しください。決めの1フレーズのために費やされるダラダラ、って感じでしょうか。俳句のあたりがおもしろかったなー。言葉を大切にしてるプロ。2017/02/17

豊花泉ほうかせん

5
なにか日常生活でいやなことがあったときに本棚から取り出して読み返しています。そうすると、私にとってなにかいやなことは、どうでもたいしたことでもなくなり、多分おそらく日常の片隅に追いやられ、いやなことは多少、小さくなります。そんな感じな本です私にとって。本棚のいい場所、一番人気本の中に鎮座?しております。他人にこの本を貸したら、おそらく三年は手元に帰ってこないかもしれないかな。2014/01/13

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