その日東京駅五時二十五分発

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 121p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784103325819
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

終戦当日、ぼくは故郷広島に向かった。この国が負けたことなんて、とっくに知っていた―。「あの戦争」に挑む、鬼気迫る中編小説。

著者等紹介

西川美和[ニシカワミワ]
1974年、広島県生まれ。映画監督・作家。2002年『蛇イチゴ』でオリジナル脚本・監督デビュー。06年公開の『ゆれる』は数々の映画賞を受賞し、大きな話題となる。09年には長編三作目となる『ディア・ドクター』が公開され、二度目のブルーリボン賞監督賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞をはじめ数多くの賞を受賞し、同年のキネマ旬報ベスト・テンで日本映画第1位となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

終戦当日、東京から故郷広島に向かう「ぼく」。滅亡と虚無の淵で19歳の通信兵が眺めたこの国とは――「あの戦争」に挑む中編小説。

そしてぼくは、何も何もできない。頑張ってモールス信号を覚えたって、まだ、空は燃えている――。終戦のまさにその日の朝、焼け野原の東京から故郷広島に汽車で向かった「ぼく」。悲惨で過酷な戦争の現実から断絶された通信兵としての任務は、「ぼく」に虚無と絶望を与えるばかりだった――滅亡の淵で19歳の兵士が眺めたこの国とは。広島出身の著者が伯父の体験をもとに挑んだ、「あの戦争」。鬼気迫る中編小説。