老いかたレッスン

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784103248187
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

就活、婚活、これからは「老活」だ! 自伝の書き方、新しい名刺の使い方、邪念で若返ろう──。新鮮な老後のための「老活術」指南。

就活、婚活、これからは「老活」だ! 定年後、老後を積極的に生きるための指南の書。居場所がない、行き先がないと、立ち止まっていては勿体ない。体力の衰えは自然の仕組み。定年後だからこそ楽しめることを見つけよう。自伝の効用、新しい名刺の使い方、異性とつきあう秘訣、邪念で若返ろう──。新鮮な老後は自ら活動して創り出すもの。自身の体験に基づく具体的な提言とアドバイスに満ちた渡辺流「老活術」。

内容説明

年齢をとることは止められない。躰の衰えは自然の摂理。でも、だからこそ、できることがある。それが「老活術」だ。邪念で若返ろう。自伝を書く秘訣。新しい名刺の使い方。老いても女性とつきあおう。定年後、老後こそ、外へ出よう。

目次

第1部 定年後はどこへ(敬老でなく「嫌老の日」;退行性変化;捨てどきですよ ほか)
第2部 F君の退職(退職者F君の困惑;期待に反した自由;月々のお小遣いは… ほか)
第3部 新鮮な老後を(今こそおじさま族の出番;眠られぬ夜には;定年まで勤めあげてから ほか)

著者等紹介

渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。医学博士。’58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師をつとめるかたわら小説を執筆。’70年「光と影」で直木賞、’80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞、2003年紫綬褒章、菊池寛賞、’11年には『天上紅蓮』で二度目の文藝春秋読者賞(一度目は1983年)など受賞歴多数。作品は医学を題材とした現代小説、歴史小説、伝記的小説、男女の本質に迫る恋愛小説と多岐にわたる。映像化された作品も多く、デビューから40年以上たった現在も文壇の第一線で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

28
副題にHow to grow old とあるが、ハウツー本とは違う。エッセイのような… 定年を迎えた男性を産業廃棄物とは言い得て妙。オッと思ったのが自分史を書く。これは自分の人生をまとめる上で必要であろう。ガールフレンドを持つもいいなあ。気持ち的に若返るし、ハリのある生活になるのでは。因みに実父は引退後、社交ダンスを始めた。80代後半で健康なのは、異性と関わっているからか?2017/12/06

岡本正行

22
このテーマの本、つい優先して読んでしまう。特に、渡辺淳一先生、いま最も好きで読んでいる。角川書店発行の20巻ものを第20巻、感動して、第1巻~現在、第4巻まで読み続ている。その好きな作家の「老い」をテーマとする随筆、ガールフレンドをつくれ、一番賛同したい、でも奥様が許してくれんだろう。次に驚くのは、70歳代になると身体がダメになる、あっちこっちが急に病気になるとの由。怖いな、死ぬのも怖いが、それ以上に、体が弱って、病気やケガが多くなるのもつらい。老いは、避けられない。それだけに、多方面から準備万端が必要2022/07/05

ぱぁる

3
誰もが歳を取り、以前とは違う生き方になるのだから、覚悟しろ、心の準備が必要とのご意見。それもサラリーマンの悲哀を綴ってくださる。「どこかへ行ってきたら」と妻が言う言葉が、何度も出てくるのが面白いが。妻はそれほど頻繁に発し、夫は傷ついてるということか。最後の章になって、60歳以上を対象としてるとあり、がくっとずっこけた。2014/04/27

じゃんけん

1
★★★★☆特に定年後を強調した内容になっている気がするが、ある程度年をとったら共通するテーマでもある気がする。仕事が忙しいのは困るが、適度な忙しさが緊張と生き甲斐を生み出す、暇すぎると、余計なことを考えて神経をつかれさせてしまうなんかはわかる気がする。なにげに、色々な人とくだらない話をして笑い合うことの大切さもわかる気がする。👴👴👴🧓🧓🧓2022/06/05

立川談風

1
やっぱり最後はガールフレンドを作りなさいというオチが作者らしい2021/11/26

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