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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うらなり
5
真珠湾攻撃は、禁猟区で釣りをするようなもので、成功するのは当然で、宣戦布告を確認せずに攻撃をして、事あるごとにリメンバーパールハーバーと後世まで言われる原因を作ってしまった。女性関係や賭博の記述が多く、国の存亡を議論しているのに緊張感が感じられず、読んでいて途中で嫌になって、辞めたくなったが。 著者も述べているが、近衛文麿に 1年、2年は大暴れしてみるがなどと期待を持たしたのではいくら、対米戦反対論者としても、失言であったと思われる。あとになってからは何とでもいえるのですが、それにしても残念です。2020/05/31
Ayano
2
山本五十六元帥の人となり、戦歴、軍令部での動きなどが1冊で読み解ける本。阿川弘之氏の取材と調査力もすごいな…という印象。昭和44年初版で、本の中でも「戦後20数年経って…」という部分があるけど、もはや戦後73年。 読んでいて、千代子さんのことはいろんな本にも登場するけど正子さんのことは初めて知った。時代背景がちがうけど、礼子夫人はどんな気持ちだったんだろうか、と思う。 高木惣吉氏「公刊戦死も全て真実ではない」、いつの時代も情報を鵜呑みにしてはいけないなと思う。2018/11/14
kikizo
1
小説 戦争 伝記2012/02/12