出版社内容情報
不気味な老人の行く手に佇む一軒の洋館に、縛られた美少女。その屋敷に足を踏み入れたとき、世にも美しき復讐劇の幕が上がる!幻の街、戦前の東京。
その頂点に咲く悪の華。
ある春の夕暮、曲角(まがりかど)に奇妙な十字を書き残す怪老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美しき少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員・相川泰二は帰還後原因不明の奇行に走り、三人の仲間は行方知れず。なぜ彼らばかりが狙われるのか? 事件は天才・明智に託されたが、謎の探偵・殿村弘三の参戦により、団員らは新たな渦に巻き込まれていく。
江戸川 乱歩[エドガワ ランポ]
内容説明
ある春の夕暮、曲角に奇妙な印を書き残す老人が向う先には一軒の洋館。そこに捕らわれていたのは、手足を縛られた美少女だった。彼女を救うため屋敷に潜入した少年探偵団員、相川泰二は帰還後、原因不明の奇行に走り、三人の仲間は行方不明に。なぜ彼らばかりが狙われるのか?事件は天才・明智に託されたが、謎の探偵・殿村弘三の参戦により、団員は新たな渦に巻き込まれていく。
著者等紹介
江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894‐1965。本名平井太郎。三重県名張市生れ。早稲田大学政経学部卒。日本における本格推理、ホラー小説の草分け。貿易会社勤務を始め、古本商、新聞記者など様々な職業をへた後、1923(大正12)年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表して作家に。’47(昭和22)年探偵作家クラブ(後の日本推理作家協会)の初代会長となり、’54年江戸川乱歩賞を設け、’57年からは雑誌「宝石」の編集にたずさわるなど、新人作家の育成に力をつくした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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