新潮文庫<br> みんなのなやみ

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みんなのなやみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101349251
  • NDC分類 159.7
  • Cコード C0130

内容説明

付き合うって、どういうこと?親友がいじめられてる。うちの親は過保護なんです!障害を抱えた妹の将来は。リスカがやめられない―家族や学校のなかで誰もが感じる疑問から、人には言えない深刻な相談まで。絶対的な正解は出せないけど、少しでも楽になってほしいから、シゲマツさんが一緒に考え、真剣に回答します。おとなも必読、なやみとともに生きるコツを教えてくれる。

目次

1章 家族
2章 「からだ」と「恋愛」
3章 学校生活
4章 友だちのこと、いじめのこと
5章 「自分」のこと
6章 おとなの常識って正しいの?
7章 親だって、なやんでいる

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。’91(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。’99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞を受賞する。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うりぼう

70
お悩み相談といえば、中島らもさんの「明るい悩みの相談室」それとのあまりの違いにニヤニヤ。でも、表紙のタイトルは回文風であり、イラストは、顔はないけど前を向いている。どの回答も自分の経験に引きつけ、悩みは、理屈じゃないよねと語る。私は「みんなのリーダーになるには?」「先生への気持ち」「妹と、私の将来は」が好き。マラソンに水を差し出すのは難しい。「よかったら飲んで」の言葉に重松さんの本気度が判る。生き続けること、短絡にならないこと、多様な見方のあることを示す。読書メーター50冊目の重松本がこれなのが不思議。2010/04/01

にいにい

64
一度は、読んでおくべき一冊。重松さんが、みんなからの悩みに、真摯に向き合い、出来る限りの回答を書いている。悩みは、何処でも、いつの時代でも、在りそうなものだけど、相談者の真剣さが伝わる。重松さんも、人柄がにじみ出る応えだ。とてもいい本。重松さんのご家庭奥さんや娘さん、なれそめ情報もゲットだぜ~。正解が書かれてる訳じゃないけど、いろんな考え方があると心軽くなる一冊。2015/05/27

りゅう☆

56
重松さんが思春期の子供達の悩みに真剣に耳を傾け、彼らと悩みを受け入れ、感じた事を優しい語り口調で答える。「人間に与えられた一番大きな能力は思い出を持つ事と物事を忘れていく事」「みんなの悩みを根本から取り除く事は誰にもできないから正解や絶対的な回答を出す気はない。なぜ回答するのか、それは今夜の晩ごはんをおいしくお腹いっぱい食べ、ぐっすり眠ってほしいから」自分の意見を過大評価せず、謙遜な気持ちで真剣に向き合う姿勢に改めて重松さんの人間性の大きさを感じた。→2015/03/31

Mijas

46
10代の子供たちの悩みに重松さんが回答している本。学校、友達、恋愛、家族など、どんな悩みに対しても、数ページの紙面を割いて、温かい言葉で答えている。悲しみはいともたやすく断ち切れるものではなく、人間は誰でも弱さを持つ。なぜ?どうして?と、理不尽な出来事に振り回されることもある。重松さんは、悩むことは「自分の心と向き合うこと」だと言う。悩みの解決方法を教えるのではなく、質問者が自分自身で答えを見つけられるような助言をしている。人の心に寄り添うというのはこういうことなのだと、とても優しい気持ちになった。2015/09/08

mazda

36
子供たちの悩みに、真摯に向き合い回答する重松さんの人柄がにじみ出ている、とてもいい本です。人生に行き詰った時に読むと、助けになると思います。2014/12/01

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