内容説明
TV初出演は水戸藩士役、ギャラは一万円だった。それからいろいろありました。「大人計画」草創期の思い出、女と旅行でキャンセル事件、伝説の深夜ドラマ執筆、連ドラ出演、そして映画監督に。でも結局、芸能界には馴染めそうもない。それでもひたすら腰低い。松尾スズキの独白を聞くうちに、あなたは現代の秘境へと迷いこんでしまうことだろう。阿部サダヲらとの豪華対談も収録。
目次
二六歳・松尾スズキ、宮沢章夫さんに会いに行く
「無」に浸された日々、初めてのテレビ出演依頼が!
水戸藩士役、ギャラは一万円也
夏が来た頃、大人計画は総勢六人になっていた
「冗談画報」から出演依頼が
居酒屋で大喧嘩!役者大量脱退で大ピンチ
僕がクドカンになりそこなった理由―対談・松尾スズキ×大塚恭司
泉麻人さんとのフリートーク、何も面白いことが言えなかった
コントユニット“鼻と小箱”、結成
「笑っていいとも!」に出てしまった〔ほか〕
著者等紹介
松尾スズキ[マツオスズキ]
1962(昭和37)年、福岡県生れ。俳優、演出家、脚本家、作家。’88年、「大人計画」を設立する。’97(平成9)年、『ファンキー!宇宙は見える所までしかない』で岸田國士戯曲賞受賞。2004年公開の初監督映画『恋の門』はヴェネチア国際映画祭に出品された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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