出版社内容情報
愛しい人と家庭とのはざまで、さまざまに揺れ動く男の心と性を底の底まで描きつくして『ひとひらの雪』『化身』の原点となった話題作。
内容説明
四十すぎの風野克彦には妻と二人の子供がいるが、会社勤めの矢嶋衿子との関係が5年間続いている。ある日、風野は自宅のカレンダーに色々な印がつけられているのに気付く。そしてそれが風野が外泊した日と、午前零時過ぎに帰宅した日を示すものだと知って慄然とする。妻に衿子との関係を知られてしまったのか?不倫のきわみを見つめて『ひとひらの雪』『化身』の原点をなす長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カーミン
31
うそうそ!本当は読了していないのです。だって、男女の不倫話、最初は「男って仕方ないわね」って思いながら読んでいたんだけれど、そのうち「お前ら二人ともバカか!?」っと勢いよく本を閉じてしまったのです。なべじゅん先生のご本は、まだまだ積読してあるけれど、当分はお腹いっぱい。また出直してきます。 (-o-;) フーッ2017/12/21
のんのん
19
身勝手な夫 風野克彦。妻は五年間 夫の不倫を知りながら 追求することなく物語は続く。じれったい!! こんなの有り?三人の最後の決断が知りたくて下巻とりあえず読みましょう。2013/10/22
Rin
5
★★★ 男って!とりあえず下巻へ。2015/01/16
ゆめ
3
★★★2015/07/03
半べえ (やればできる子)
0
★★★