内容説明
360度人工の明りが目に入らないところ、そこが俺の休暇の土地さ―。ネバダ砂漠でひとりバイクを乗りまわして、休暇を過ごす公認会計士との出会いを爽やかに描いた表題作。暴走族に因縁をつけられ、骨董もののシトロエン2CVで目隠しレースに臨む「チキンレース」。ほかに「元禄異種格闘技戦」「ボトムライン」「ご町内諜報戦」など、多彩なアイデアとスタイルがはじける第一作品集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
2
知識と好奇心が溢れるとヒトは饒舌になる。2016/09/01
よう
2
景山民夫さんの短編集。ご自身があとがきで書かれているように、あまり一貫性がない。車がモチーフになっている作品がいくつかあるが、車にあまり興味のない自分には残念ながら魅力のあるものではなかった。一昔前の小説であるし、車好きの人にはたまらないのかもしれない。解説が清水義範さんで、同時進行で読んでいた清水さんの小説の解説が景山さんと、思わぬところで驚いてしまった。少し時代を感じる作風ではある。次は長編を読んでみたい。2012/05/11
レコバ
1
あんまり楽しめず。2016/03/10
カンパネルラ
1
処女短編集。ショートショートもあり、内容としてはかなり盛沢山でバリエーションがあった。バカバカしいネタの方が面白かった。それにしても、本としては面白くても、どこか鼻につくところがある2007/01/16
タンバリン
1
瑞々しい短編集。2011/09/26