出版社内容情報
楽園の達人・三好和義が見たヴェルサイユ
国内外の「楽園」を撮り続ける写真家・三好和義氏の人気写真集「楽園」シリーズの最新刊は、新機軸に挑んだフランス・ヴェルサイユ宮殿の撮り下ろし作品集。700線高精細印刷により、さまざまな美術品や調度品から、庭園、秘蔵のマリー・アントワネットの漆器コレクションにいたるまで、世界遺産・ヴェルサイユの栄華が圧倒的な迫力で蘇る。「太陽王」と呼ばれたルイ14世、王妃マリー・アントワネット、そして皇帝ナポレオンが愛した楽園の都・ヴェルサイユ。さらに、写真家の故・木村伊兵衛氏の遺品、ライカM3を使用して撮り下ろしたパリの街角に加え、パリ・ヴェルサイユの名ホテルも紹介。
内容説明
太陽王ルイ14世が、王妃マリー・アントワネットが、皇帝ナポレオンが愛した夢の場所。パリ・ヴェルサイユの名ホテル6軒のガイド付き。
著者等紹介
三好和義[ミヨシカズヨシ]
1958年、徳島生まれ。13才の時に沖繩を訪ねて以来、タヒチ、モルディブ、南極からチベットまで、世界各地の「楽園」を撮影し、楽しんでいる。27才の時、写真集『RAKUEN』(小学館)で木村伊兵衛賞を当時最年少受賞。近年は屋久島や四国八十八ヶ所、日本の宿にも「楽園」を見出している。2004年、藤本四八写真文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。@新潮部
7
《書店》ベルサイユの写真集。ゴージャスで、自然もあるし、かなり人工的に作られた場所もある。実際に観てみたい場所です。2013/01/14
ラブラブラッキー
6
★★★★★ヴェルサイユのバラ世代の私には、ヴェルサイユ宮殿は憧れの地。大好きな三好さんの写真を眺めながら、マリー・アントワネットに想いを馳せる。ここで彼女が生きていたと思うと鳥肌がたった。2019/04/26
タミイ
6
三好和義氏が「とうとう撮った」長年の夢、と語るヴェルサイユ宮殿。「人類の歴史の中でこれ以上華麗なものはないだろう」まさに同感。300年も昔にどれだけの時間と人手と資金を使ってこんなとてつもない物を作ったのだろうと写真を眺めて溜息。豪華絢爛にして細やかに計算し尽くされた一流職人と芸術家による超一級の技術の結集、欧州の中心に君臨したフランスと太陽王ルイ14世の力の全てを形にした人知を超える規模の芸術作品。巻末、木村伊兵衛氏の遺品「ライカM3」で撮ったパリの街角の人々の柔らかでノスタルジックな雰囲気も良い。2017/12/05
苺***
3
南川三次郎のVERSAILLESの私の好きな部分をギュッと詰め替えたような写真集です。そしてこの本にはトリアノンパレス、ホテルブリストル、プラザアテネ、クリヨンの写真も少し載っています。個人的には三好和義さんの方の楽園の都 ヴェルサイユが好きです。2013/09/21