小学館文庫<br> 松下幸之助の予言―三度の不況を乗り切った日本人の信念

小学館文庫
松下幸之助の予言―三度の不況を乗り切った日本人の信念

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094177015
  • NDC分類 304
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「災い転じて福となすを実行せよ」など9つの知恵。

「経営の神様」松下幸之助は、一九七〇年代後半から八○年代後半にかけて、毎年のように『週間ポスト』誌上で年頭提言を語っていた。本書はそれらの年頭提言に、作家・津本陽氏の詳しい解説を付したものである。不屈の闘争心をもって、昭和四年の大恐慌、戦後の混乱期、そして昭和三十九、四十年の不況という三度の不況を乗り越えて、たった一代で松下電器を大メーカーに育て上げた幸之助が語る指導者論、企業経営論、国家経営論は、現在の出口なし大不況を生きる我々日本人が、いかなる舵取りをしなければいけないかをみごとに予言している。

内容説明

「経営の神様」松下幸之助は、一九七〇年代後半から八〇年代後半にかけて、毎年のように『週刊ポスト』誌上で年頭提言を語っていた。本書はそれらの年頭提言に、作家・津本陽氏の詳しい解説を付したものである。不屈の闘争心をもって、昭和四年の大恐慌、戦後の混乱期、そして昭和三十九年、四十年の不況という三度の不況を乗り越えて、たった一代で松下電器を大メーカーに育て上げた幸之助が語る指導者論、企業経営論、国家経営論は、現在の出口なし大不況を生きる我々日本人が、いかなる舵取りをしなければいけないかをみごとに予言している。

目次

第1章 “無税国家”の実現を国民目標に
第2章 伝統精神を生かした日本式民主主義とは
第3章 新指導者論―指導者の気魄とは
第4章 日本は驕り高ぶることなかれ
第5章 危機の打開に「災い転じて福となす」の実行を
第6章 “技術偏重”を脱して“人間精神復活”へ
第7章 二十一世紀の船出には漁師の「知恵と力」を
第8章 二宮尊徳流「楽観思想のすすめ」
第9章 三度の不況を乗り切った私の信念

著者等紹介

松下幸之助[マツシタコウノスケ]
1894年和歌山県生まれ。松下電器創業者。三度の不況を乗り越えて松下電器を家庭電化製品の大メーカーに育て上げ、「経営の神様」と称せられる。PHP研究所、松下政経塾の創設者でもある。1989年没

津本陽[ツモトヨウ]
1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒。78年『深重の海』で直木賞、95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞を受賞
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

4
商売を通じて、人の世に生きる意味、自分の歩むべき道、直向きさと謙虚さを淡々と、それでいて熱く語る松下氏。感銘です。2015/10/26

Mik.Vicky

3
初めて読んだ松下幸之助氏の本。やはり動乱の時代を生き抜きかつ、丁稚奉公からあれだけの巨大企業を築き上げてきた人の言葉は重い。 私もある程度責任ある立場を務めているが、同意する意見も、実践出来ている話も、またまだまだ不足している話もあり当事者意識を持って読むことができた。 著者も書いているが、日本にはきちんと国是を掲げ、世界に尊敬される一流国になってほしいと思う。 2016/01/16

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