出版社内容情報
掛布雅之、野球は人生を語り、人生は野球を語る。刺激の「野球花伝書」。
プロ野球に興奮熱狂の一時代を画した掛布雅之──言わずとしれた元阪神タイガースの4番打者。ホームラン349本、3度にわたるホームラン王タイトル獲得など、小兵ながらも彼の活躍の軌跡はまさに巨人の風格である。その輝かしい「打の花」はいったいどのようにして開いたか。野球を志す者には限りない「ヒラメキの書」、そして門外漢には「人生指南の書」とも読み解くことができる刺激的な「野球花伝書」である。
内容説明
プロ野球に興奮熱狂の一時代を画した掛布雅之。言わずとしれた元阪神タイガースの4番打者。ホームラン349本、3度にわたるホームラン王タイトル獲得など、小兵ながらも彼の活躍の軌跡はまさに巨人の風格があった。その輝かしい「打の花」はいったいどのようにして開いたか―。野球狂を自認する著者が、数々の掛布語録をキーワードに密着インタビューで掘り起こす「掛布打法」の秘密。
目次
第1章 恐怖
第2章 バット
第3章 スイング
第4章 ホームラン
第5章 四番
第6章 生きた球を打つ
第7章 体
第8章 スランプ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TakeROC
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発刊時に購入し読了。廃刊情報を得て大切な本となりました。十何年ぶりに手をとり、令和となった今、好打者を測る視点や数字の評価は大きく変化しています。想像よりも心構えや気持ちの話しが多いのだけど、掛布さんが自身で消化したものを表現しているから理解が進む。ずっと野球を見ているから、掛布という打者はドンドン大きな存在となる。流行りのフライ理論と言葉遣いは違うけど、同じ事を語っています。素人が理解出来る言葉で示す人です。落合さんは独特の表現で惜しみなく伝えてくれるけど、こちらの混乱も楽しんでいるように感じています。2019/06/05