小学館文庫<br> 僕らが愛した手塚治虫〈2〉

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小学館文庫
僕らが愛した手塚治虫〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094063820
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

手塚漫画に心酔した作家の自伝的探書記続編

漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに長じてミステリ作家となった著者が、溢れ出る手塚への愛と造詣をつづった単行本の文庫化第2弾!
編集魔として知られる手塚の描き替えの変遷、単行本化にあたりカットされたシーン、それらを“ムシの眼”で追うなかから、作品に秘められた著者の息づかいまでをクローズ・アップ。誰もが知っている名作郡の読み方が一変する、比類なき探究記。
「この本は手塚治虫の評伝ではありますが、僕というマンガ・ファンの目を通した感想という形を取っています。つまり、僕の成長に合わせて手塚治虫の事蹟を語っていくという手法なのです」(本書前書きより)
2巻目では、虫プロ誕生から「COM」創刊、劇画の台頭、青年劇画誌への進出とともに作風が激変する、1970年頃から数年間の疾風怒濤の時代を扱っている。


二階堂 黎人[ニカイドウ レイト]

内容説明

漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに長じてミステリ作家となった著者が、溢れ出る手塚への愛と造詣をつづった自伝的探究記の文庫化第二弾。編集魔として知られる手塚の描き変えの変遷、連載を刊行する際にカットされたシーンなどをたどりながら、作品に秘められた著者の思いに肉薄している。この巻では、虫プロ誕生から“COM”創刊、劇画の台頭、手塚の青年劇画誌への進出、虫プロの倒産危機など、一九七〇年頃から数年間の疾風怒涛の時代を扱っている。全集未収録図版を多数収録。カラー口絵にも全集未収録作品を掲載した。

目次

二冊の豪華版『手塚治虫集』
手塚治虫の名作文学マンガ
ハレンチ・マンガと手塚治虫
マンガ家入門
手塚治虫と絵物語
松本市の古本屋
“ビッグコミック”を読む
手塚治虫の青年向けマンガ
虫プロ商事から出た単行本
新『ライオンブックス』シリーズ〔ほか〕

著者等紹介

二階堂黎人[ニカイドウレイト]
1959年東京都生まれ。中央大学理工学部卒。90年に『吸血の家』が、第一回鮎川哲也賞で佳作入選。92年に『地獄の奇術師』でデビュー。大学在学中に、「手塚治虫ファンクラブ」の会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。