出版社内容情報
アメリカによる戦争開始から自衛隊派遣まで、イラク戦争をリアルタイムに描いた単行本第13弾! 「大義なき戦争」を一貫して訴える著者が、命を懸けて「戦場」へ赴くイラク派遣自衛隊員の名誉を、全ての日本人に問う。
イラク戦争は「大義なき戦争」であり、必ずテロの連鎖を招く。戦争開始直後から、著者が一貫して訴えてきた主張が現実化している。本書は、開戦から自衛隊派遣までリアルタイムに著者が何を考えてきたのかがまとまった「イラク戦争、『ゴー宣』全記録」とも言うべき1冊である。 命を懸けて「戦場」へ赴く自衛隊員の名誉は果たして守られるのか。対米追従した日本政府の間違った判断によって「占領支援」の加担者にされていないのか。『戦争論』によって先の戦争で戦った「祖先の兵士」の名誉を守った著者が、「現代の兵士」の名誉を懸けて再び問う問題作! なし崩し的な自衛隊派遣を日本人はこのまま認めるのか! ここに緊急出版!!
内容説明
イラク戦争、対米追従、占領支援は断じて間違っている。全ての日本人にイラク派遣自衛隊員の「名誉」と「大義」を問う。
目次
日朝交渉の見方と日本の「戦略」
袋とじを開けたがるバカども
中東「民主化」戦争が日本の「国益」だって?
開戦1週目から見えるもの
勝ち馬に乗る馬鹿―解放された者ら
イデオロギーよりは人格だ
勝ち馬に乗る岡崎久彦・中西輝政氏へ
「印象」だけの小泉「構造壊滅」支持
拉致は非道な犯罪であって、テロではない。
アメリカ依存より女に依存せよ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カブトムシ
14
平成16年3月10日初版第1刷発行のものを、私は読みました。イラク戦争への興味から、購入したものと思われます。この頃に小林よしのりさんの本を読んだことは覚えていて、凄い人と思って感心したことも覚えています。しかし、内容はまったく忘れてました。それは、高校生の時に三島由紀夫が割腹自殺した後に、「仮面の告白」を読んで、さすがと思って感心したことと似ています。その内容はその後読み返すことがなく、忘れました。私は近年は定年退職して、母親も亡くなって、You Tubeの小林よしのりさんのコロナ禍の番組を見てました。
mitei
9
新米ポチ保守をひたすら叩いてるのは痛快だった。2010/02/14
藤村幸多
3
もう5回くらいよんでるかなブラ男の話はもう、鉄板ね……ここまで自分を語れる人って良いよなあ。自分好きだなーっていつも思う。話(表現方法)の良い悪い、正しい、間違いはおいておいて、自分の主張をしっかり語ろうと言う姿勢は好きだな。2013/12/30
ホリエンテス
1
イラク戦争は大義なき戦争と吠える。なぜ大した検証もないままにアメリカについていくのか?日米同盟の善と悪が出た戦争だったと思う。2004/02/29