うちの嫁は児童虐待サバイバー―彼女の生きてきた壮絶な16年間を見てほしい

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うちの嫁は児童虐待サバイバー―彼女の生きてきた壮絶な16年間を見てほしい

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093887397
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

児童虐待の真実を描ききった実録漫画

6歳の時に、預けられていたお寺に迎えにきた「両親」は、悪魔だった。暴力、ネグレクト、奴隷労働、レイプ、強制売春ほか、10年にわたる児童虐待の真実を描ききった実録漫画。
虐待が明るみに出て引き取られた児童保護施設の実情。その後も続く「両親」からの金銭要求。虐待の後遺症である鬱とPTSDとの戦い。そして、現在の旦那と出会い、幸せをつかむまで。
「いま、私のような、あるいはもしかしたら私よりもひどい目にあっている子がいて、この物語に触れてくれたとしたら、これだけは伝えたい。あなたの未来に幸せは絶対あるから、今をあきらめないでほしい。
もし、そういう子を知っている大人が読んでくれたら、どうかためらわずに手をさしのべてほしい。私を救ってくれた人々のように」(作者あとがきより)

【編集担当からのおすすめ情報】
ブログ連載時には、「表現がきつすぎるため」、自主規制していたというエピソードも書き下ろしで複数追加。また、より真実へ近づく、夫婦の対談インタビューも掲載しています。

内容説明

嫁、6歳。迎えにきた「両親」は悪魔だった。凄惨すぎる虐待と後遺症を乗り越え、幸せをつかむまで。SNSで大反響の実録漫画に書き下ろし+。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

33
虐待もすさまじい内容だが、虐待サバイバーの人がどの様な思考になって行動しているか、職場をはじめ周囲の他人が理解するのに有益な内容がマンガで理解できる。キャラが記号化されているが、これが絶妙に描写力を喚起している。当然、読んでいても辛いが、その中に絶望だけでない救いがある。読者が読み続けられるのも、表象の仕方に工夫があるから。これは恐らく妻の体験を聞いた夫の聞き描きだからだろう。メタ思考にもう一度メタ思考を重ねているため、重さが取れている。作中では、元家族に対して拒否できないことが描かれているが、これはぼく2022/09/18

スリカータ

16
Twitterで流れて来たので一部は既読。本にまとまっていたので改めて読んだ。画力が稚拙なお陰で残酷な場面は緩和されているが、それでも辛くなった。嫁ちゃんはよくぞ生き延びた!そして結婚という安住の地を得ることができて良かった。但、この本が虐待の渦中にいる子供にどう役立つのか、単に一個人の体験披露に共感を得たかったのか、曖昧な立ち位置であるのが気になった。2020/03/09

てくてく

6
リアリティのないイラストなので多少加減はされるものの、虐待の描写がきつい。預けられていた場所や施設のほうが家庭よりもましなことはあるということを再認識した。しかし、なんだろう、ここまで子どもに害を与え、依存し、たかるという大人は。2020/06/20

たらこ

3
これはちゃんと時間のある時に読みましょう。かなりのヘビーケース。2020/09/07

鈴木誠二

3
親は選べないし常に親が子供の庇護者とは限らない。虐待している側は、自分が加害者であることの自覚がない場合が多い。うつの症状も様々。救われ方も様々等々、何が真実で何がそうでないかなど、いろんなことを考えさせられました。2019/12/14

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