女人源氏物語〈上〉 (新装愛蔵版)

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女人源氏物語〈上〉 (新装愛蔵版)

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  • サイズ A5判/ページ数 478p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784093621212
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

光源氏は多くの女性たちを愛したが、彼に抱かれた女たちは、はたして真の幸福を得ることができたのだろうか。早くから源氏にとり憑かれた著者が、作中の女たちの心に分け入って、その魂の叫びに耳を傾けたとき彼女たちは、その本音を洩らしはじめる。

 『源氏物語』に魅了された著者が、原作をすっかり消化したうえで、繭糸(まゆいと)を吐き出すようにして織りあげた源氏の君をめぐる恋愛小説。光源氏に愛された女君たち、あるいは女主人の恋の苦悩の場面に居合わせた侍女たちが、章ごとにその心の内を一人称で語っていきます。 一人の男性をめぐって寵(ちょう)を分け合うことになった女性たちの、やり場のない恋情、嫉妬(しっと)や不安、怒りや哀しみ、対抗意識やあきらめなど、複雑に絡みあう感情のもつれを丹念にほぐしていった意欲作。 待望の新装愛蔵版。 <目次紹介>(上巻)桐壺/光君/空蝉/夕顔/撫子/かがやく日の宮/藤壺/若紫/葵/紫炎/朧月夜/恋闇/賢木/明石/紫/末摘花/みをつくし/松風/薄氷/初瀬/玉鬘/蛍/藤袴/常夏(下巻)初音/梅枝/藤裏葉/双華/若菜/女三の宮/柏木/葵草/ひぐらし/浮雲/春愁/輪廻/横笛/夕霧/雲居雁/萩の露/幻/夕映え/橋姫/川波/総角/宿木/花の露/浮舟/流星/夢浮橋

内容説明

もし、源氏物語の作中の女性たちが自由に語りはじめたら…。一人の男性をめぐって、寵を分け合うことになった女性たちが、嫉妬や不安、怒り、哀しみ、あきらめなど、やり場のない恋情を一人称で切々と吐露する。光源氏をめぐる女たちの多重唱。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今夜は眠れない

8
またまた読み始めて・・面白いと思う。2015/08/09

おにに

1
紫式部は凄い!寂聴もすごい!再読したいし、手元に欲しい2009/04/01

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