出版社内容情報
大ピラミッドはいつ、誰が、何の為に造ったのか? 従来の定説は今から約4500年前、クフ王が造った王墓とされる。だが、この説には疑問も多い。著者、南山宏氏は大胆に旧説を排し、壮大な謎解きの旅に出る!
エジプトの首都カイロに、悠久の時を越えてそびえたつ三基の巨大ピラミッド。その中の一つ、通称クフ王のピラミッドが大ピラミッドとよばれる。この大ピラミッドは、各辺がそれぞれ地球の東西南北にぴたりと正対している。また、大ピラミッドの全周をその高さの2倍で割ると、ちょうどπ(パイ)の値になる。三大ピラミッドとナイル川の位置関係は、オリオン座の三ツ星と天の川の位置関係と一致する。これらはほんの一例だが、ピラミッドの建造者は高度な数学的知識や地球の地理的知識はおろか、宇宙と地球の実像さえも知っていた、と考えられる。そしてその真の建造者はクフ王ではなく、約1万2000年前、地球の大激変で滅んだ太古の文明人であった。
内容説明
大ピラミッドはいつ、だれが、どのように、なんのために造ったのか?すべての謎を解く鍵は、約1万2000年前、地球を激変させた途方もない出来事にある。
目次
プロローグ ギザに秘められた壮大な謎を追って
第1章 従来のエジプト史観は根本的に間違っている
第2章 ギザ複合体を結ぶ謎のマスタープラン
第3章 大ピラミッド=クフ王建造者説は誤りだった
第4章 大スフィンクスは王朝エジプト以前に造られた
第5章 巨石230万個のオーパーツ複合体
第6章 大ピラミッドの構造に秘められた謎
第7章 ピラミッドロジーの不幸な歴史
第8章 科学の世紀のネオピラミッドロジー
第9章 沈黙のピラミッド、1万2000年の秘密
第10章 大ピラミッドは宇宙と未来への遺産
著者等紹介
南山宏[ミナミヤマヒロシ]
SF・超常現象作家、研究家、翻訳家。東京生まれ。出版社勤務後フリーに。日本SF作家クラブ、日本推理作家協会などに所属。英国「フォーティアン・タイムズ」特別通信員、米国WEC(世界探検家倶楽部)会員、SSE(科学探求学会)会員など
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