出版社内容情報
現代に生きる人間の生活感覚や生活感情を率直にうたう、今日性のあるいけばな?そうした自由花を中心の軸として、古典様式の立華、生花もあわせて研究する龍生派。四季別に創造的作品を紹介。
いけばなは、今や世界的にひろまり、親しまれています。草花という自然にふれあうことによって、心の安らぎを求め、かつ多種多様の花で、造形していく楽しさにあふれているためです。この「いけばな全書」は、各流派の家元が手ずから生けた華麗な作品を、大判ページにオール・カラーで紹介しました。基礎形態から水あげの仕方まで解説してあり、手引き書としてはもちろん、作品鑑賞の書としても最適です。また、本文に掲載された全作品を、2色刷りの分解写真でのせ、いけばなに使用する植物を配列した、花材事典もついています。