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出版社内容情報
リニアモーターカー、海底ケーブルの敷設、明石海峡大橋、缶のプルトップ、時計設計。技術立国・日本を支える5人のエンジニアが、驚異のねばりと情熱、発想力で、子どものころからの夢をかなえていく姿を描いた、感動と喜びの物語。
"『週刊ポスト』誌上で連載、単行本化され、ベストセラーになった『メタルカラーの時代』の中から5名の先端技術者をピックアップ。彼らはどのような子ども時代を送ったか? その中で芽生えた好奇心、物事へのこだわりをどのように生かし、職業についたのか? また、最先端の技術が職業現場でどのように生かされ、子どものころからの夢を実現させたのか? などを写真・イラストを使い、わかりやすく描いたものです。 アメリカにスパイ扱いされるなど多くの苦難にもめげず、""技術""という武器で立ち向かってリニアモーターカーの開発に賭けた京谷さん。海底ケーブルに魅せられ自らその歴史をひもとき、大西洋を横断した初めてのケーブルが""黒船""によって引かれたという史実をつきとめた細谷さん。世界一の吊り橋を支える土台工事で掘った海底下61mの巨大な穴の中でソフトボールをみんなで楽しんだ古屋さん。炭酸飲料の缶のフタに4つの小さな凸マークを入れ、""爆発事故""を防ぐ工夫をした北川さん。20分の試合が25分もたっていたことがあるなどの失敗を乗り越え、東京オリンピックのバスケットボールの時計を開発、現在は900年以上も昔の天体時計の復元という""遊び""に夢中になっている土屋さん。<>5人の夢見る""少年""たちの技術への熱い想いをじっくりご堪能ください。 職業選択に最も重要な時期である小学校高学年から高校生に、ぜひとも読んでもらいたい本です。"
内容説明
明石大橋、リニアモーターカー、海底ケーブル敷設…、技術立国を支えるエンジニアたちの喜びの物語。職業選択を考える小学校高学年~高校生にぜひ読んでほしい本。
目次
第1章 リニアモーターカー発進
第2章 海底に4000kmの光ケーブルをひく
第3章 明石海峡大橋の足元をかためる
第4章 缶がプシュッと気持ちよく開くまで
第5章 超精密時計から古代時計の復元まで「時計作り40年」