内容説明
第一回12歳の文学賞受賞作一挙掲載。
目次
大賞
優秀賞
上戸彩賞
佳作
受賞者インタビュー
受賞者特別企画
第一回12歳の文学賞発表
12歳の小説入門
第二回12歳の文学賞
南Q太描き下ろし短編漫画
あさのあつこ書き下ろし短編小説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
21
読み友さんのコメントから興味を持って。オトナにとっては、12歳がブンガクを書いちゃうなんて青天の霹靂のように思っているかもしれないけれど、そんなのわかっているつもりだけなんだから、と「オトナの人へ」でも言われてしまいそう。書き始める・書き終わる・応募するという快挙を経てできあがった作品はいずれ劣らぬ光があります。「駆除屋とブタ」「夕陽の丘に」は、もし作者のプロフィールなしのアンソロジーに入っていたら、どう読めるか自信がない。そういう意味では「12歳」「文学」という枠はいずれとっぱらっていいのではないかと。2019/06/21
半熟タマゴ
5
小学生とは思えないほどの文章力。自分が小学生の頃は本をよく読んではいたけれど、物語を書いた事はなかったなぁ。応募した子達の発想のやわらかさが羨ましい。子供の時だからこそ書ける作品なんだと思う。何十年か経った後にもう一度同じ題材で書いたら全く違う作品になるんだろうな。2012/08/30
𝕄𝕚𝕫𝕦𝕜𝕚
4
小学生の発想力&文章力に驚きました。自分が小学生の頃はどんなだったか忘れてしまったけれど、ここまでいろいろは考えていなかったと思います…(^_^;) 大人にも負けない感情表現と子供だから出来る純粋な思考。小学生の“今”だからこそ書けた作品たちではないでしょうか?どれも面白く楽しく読ませていただきました。 ここから未来の作家さんが誕生する(もしくはもう誕生している!?)んですかね(^^*) 私ももっと物語を書きたいと思いました。2016/12/10
muu
4
図書室でなんとなく手に取ってみた。すごいなー。面白かった。作者さんのインタビュー見てたら誕生年が私と一緒の子がいた!同級生!! 自分の8年前を思い出しつつ、彼女たちの文才にちょっと嫉妬。(笑) 物語を書きたくなった。2013/10/02
ごま麦茶
3
小学生の書いた小説たち。小学生だからこその空想力のすごい作品や、大人に物申す作品など。どれも大人の作家さんと変わらず面白く、年齢なんて関係ないなぁと思わされました。1994年生まれの12歳たち。今も小説書いてるんだろうか…。作家になった子がいたら、その作品も読んでみたい。2023/09/05