出版社内容情報
血沸き“脳”躍る、驚愕サイコサスペンス!
脳科学で殺人鬼は創れるか!?
これは、天上でも書物の中でもなく……
現実に始まった“神”と“悪魔”の戦い!!!
“写真家”と“音楽家”――二つの猟奇事件を解決した
鐘巻と油小路だったが、その直後、第三の殺人者が出現した。
“音楽家”の処刑道具・ファラリスの牡牛に隠された手がかりから、
二人は次の殺人者は、警官を標的にする!と推理する。
日本転覆を策したカルト教団教祖・神宮正義がいう
“殺人のつぎたし話”の意味するものとは!?
すべての殺人は、神宮の預言通り、つぎたされつながる
“バトンリレー”………“つぎたし話”だったのか!!?
リチャード・ウー[リチャード ウー]
芳崎 せいむ[ヨシザキ セイム]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
78
殺人が連続していてということでのつながりが解明されていき予測を立てやすくしていきます。いま前川裕さんの著作を読んでいるのですが雰囲気が若干にて入るような気がします。主人公の警察官の兄がやはりキーマンとなっていくようです。もうすぐ3冊目が出るのですが終息に入るのでしょうか?2018/02/14
しましまこ
14
枝分かれする「つぎたし」、鐘巻の闇とは...う~ん大丈夫か?2016/11/06
まぁねぇ
13
殺人の「つぎたし」ってなんなの?ある意味次の人が必ず自分の要望を果たしてくれると信じていないと繋がっていかないのが不思議。天使と悪魔の 関係とかますます目が離せない。2022/01/09
へへろ~本舗
9
善と悪は双子。次々起こる殺人事件は継ぎ足されて繋がる「つぎたし話」。どこまで殺人は継ぎ足されていくのか。背後で操っている本当の犯人は?そして何を目的としているのか?次が早く読みたい。2016/10/28
G
8
「つぎたし」。めちゃくちゃ怖い発想だな。なんか原田眞人監督の「伝染歌」を思い出した。殺人者は伝染する、それも意図的に…。一見バラバラな嗜好で繰り返される殺人事件。鶴巻と油小路は殺人者の影で動く犯人の意図を垣間見る。善と悪の極端な二元化は、この後登場人物を取り込んで行くのだろう?2016/11/06