ビッグコミックスゴールド<br> 野性伝説 〈3〉 羆風 上

ビッグコミックスゴールド
野性伝説 〈3〉 羆風 上

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784091891730
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0379

出版社内容情報

野性の角鷹(くまたか)が鷹狩りの鷹となるまでの鷹匠との格闘やふれあい、北海道で実際にあった史上最悪の熊害の惨劇など、野性動物と人間との関わりを追った戸川動物文学と矢口高雄の画が融合したネーイチャーものの決定版。

▼第1章▼第2章▼第3章▼第4章▼第5章▼第6章●登場人物/巨羆(人喰い羆。胸に袈裟をかけたような白い毛を持つ牡)。●あらすじ/大正4年の冬、北海道の開拓村である六線沢は、熊害史上、類をみない惨劇に見舞われようとしていた。まず、この冬、食べ物を充分に食べることができなかったために冬眠できない牡の巨羆が、民家の軒先まで下りてきて、ぶらさげてあったトウキビを食い荒らすという被害が起きる(第1話)。▼六線沢の池田富蔵の軒先を二度にわたって羆が襲ったため、富蔵はふたりのマタギに羆を射止めてくれるよう依頼。若い金子富蔵と、ベテランの谷喜八のふたりのマタギが、池田富蔵の家に連日泊まりこんで羆を見張り続けるが、羆はなかなか現われない(第2話)。●本巻の特徴/マタギの銃弾が当たり、羆は手負いとなる。だがとどめをさせなかったことが、この村を悲劇のるつぼに陥れることに……(第3話)。六線沢に居を構える太田三郎は、妻・マユと、息子・幹雄との三人暮らし。貧しいながらも幸せに暮らしていた。三郎が共同作業に出掛けようとしたとある日、幹雄が珍しく「連れていって」とせがむ(第4話)。家に残されたマユと幹雄に羆が襲いかかった。家に立ち寄り、幹