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出版社内容情報
何ひとつ不満のない生活をおくっている…はずだった、大学生の千早。しかし、数年ぶりに会った姉にたいして、奇妙な愛情を抱いてしまい…。そして、そこからはじまる、いびつなラブスト?リー。
▼第１話▼第２話▼第３話▼第４話▼第５話▼第６話●登場人物／千早（19歳。大学生。ひとり暮らし。彼女あり）、榛名（千早の姉。24歳。美人だがそうとう傲慢なタイプ）●あらすじ／千早が、自宅で恋人と清く正しくHをしているまっ最中に、同居中の姉の榛名が（男連れで）帰宅する。転勤を機に数年ぶりにもどってきている榛名は、かつての近所でも評判のデブぶりとはうってかわって、完璧な美女に変貌していた。奔放に男遊びをくりかえす榛名を、千早は意識せずにはいられない…（第１話）。●本巻の特徴／“エロスの女神”小野塚カホリ、ついに青年誌に登場！ 姉と弟の複雑な関係をせつなくつややかに描きます。どこか満たされないものを抱えている千早。蛹から蝶になるように、表面的には変身してしまった榛名。姉弟が倦怠感をただよわせながら愛しあうなか、ふたりの過去と現在と未来が交錯する…。精密な心理描写がさえわたる傑作！●その他の登場人物／瑠美（千早の彼女。おなじ大学の学生）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
伏見
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近親もの。妊娠線萌え新しい…今と昔の姉を結びつける証なんだろうね、過去を断ちきりたい姉と過去も含めて愛してる弟の対比が面白い。病んでる弟も弟だけど合わせてお腹に傷を作る彼女の執念が凄まじい。2014/04/16
ユキモリ
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小野塚さんはＢＬでも痛い話が印象に残るけれど絵は好きなので試しに買ってみた。弟×姉。痩せる前の姉に安らぎを感じていてその痕跡を未だに求める弟と、美しさを維持するために精神の危うさを持つようになってしまった姉。二人が周りを巻き込んでひたすらいたしている話は生々しくて好みでは無かった。2013/05/17
中
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近親もの良い。弟くんのヤンデレになっていくさまがさらに良い。2011/02/27
游
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この話、どう消化、いや昇華していいのかまだ判りません。でも、なんか、スゴイ話を読んだ気がします。2011/02/25
ウシ
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こちらも急に読み返したくなって再読。「あんたは知ってるんだもんね、太ってた頃のあたしを」初めて読んだときは大泣きしたはずなのに、今読むと「何をちょろいことを」と思ってしまう。やーん2009/07/03
