- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少女(中高生・一般)
- > 小学館 フラワーCスペシャル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朱音
5
原画展に行った。スターレッドは冒頭の2色刷りが何ページか展示されていた。疾走感そして宇宙の無限の広がり、やはり名作だと思う。連載中から読んでいたわけだが(昔…だよね)今読んでも全く古さは感じない。素晴らしい。2009/12/21
neimu
5
今だに名作SFだと思う。火星への憧れを掻き立てられる。2008/04/04
よしゆき
4
調子悪いせいか、頭がついていけなくて一度じゃ理解できなかった(^^;)再読したら感想書きます。2012/03/14
このみ
3
吉祥寺美術館で開催中の「萩尾望都SF原画展 」鑑賞に触発され久しぶりに読み返す。綿密でリアリティーに溢れた火星史に、当時激しくノックアウトされたことを思い出す。今再読しても、 争いを繰り返すこの愚かしい歴史を造形した力量に感嘆する。星が火星を愛するひたむきなパワーが眩しいくらいだ。最初から最後までそれは変わらなかった。そして、さまざまな人に影響を与えた。孤独な放浪者エルグの最後の選択は印象的だった。読後、火星には火星人がいる(タコ形宇宙人ではなく)、とセンチメンタルにも思った当時の自分。今も大好きな作品。2016/04/23
kadocks
3
ああ、本当に何年ぶりだろう。連載時、フラワーコミック版、第二期全集版、文庫版そして今回の選集版と毎回版を変えて再読して、毎回自分の内側が何か豊穣なものに満たされるこの感覚はいったい何なんだろう。今の量子宇宙的なSFから比べれば遥かに古いのだけどここには紛れもないSFがある。そして何とも美しい破壊と再生がある。失われたセイの復活は今は感動的に思えるが連載当時はただただ寂寥の想いだった事を思い出して泣けたよ。2011/02/09