出版社内容情報
日本を代表する思想史家・姜尚中が列島を縦断し、近代化の栄光とその影の面とを凝視した「思索の旅」の記録。2018年、明治維新後150年となる節目に”近代日本とは何だったのか”を問う、渾身の論考。
内容説明
明治国家とは何だったのか?軍艦島、三池炭鉱、水俣、福島第一原発―日本列島を縦断し“消えゆく記憶”と共振した、稀有なる思想史の誕生!
目次
エネルギーは国家なり
貧困と格差の源流
人づくりの軌跡
天災という宿命
崖っぷちの農
選良たちの系譜
動脈の槌音
近代の奈落
宴の決算
差別という病
消えぬ記憶
財閥というキメラ
「在日」―変わりゆく国家のしずく
辺境的なるもの
著者等紹介
姜尚中[カンサンジュン]
1950年生まれ。政治学者。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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