日本の古典に学びしなやかに生きる

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日本の古典に学びしなやかに生きる

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087815818
  • NDC分類 910.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

作家加賀乙彦が人気のある古典「方丈記」「徒然草」「養生訓」「努力論」を独自の視点で読み解き、そこに秘められたしなやかに生きるためのヒントを紹介する。古典の新しい魅力が浮き彫りに!

内容説明

日本の古典には今に通じる生き方のヒントがあります。

目次

第1章 『方丈記』で知る「この世」の住まい方
第2章 『徒然草』で考える「ただ今」の大切さ
第3章 『努力論』に見る「運」の上げ方
第4章 『養生訓』に学ぶ「長生き術」

著者等紹介

加賀乙彦[カガオトヒコ]
1929年東京都生まれ。小説家・精神科医。東京大学医学部医学科卒業。主な著作に『フランドルの冬』(芸術選奨新人賞)、『宣告』(日本文学大賞)、『永遠の都』(芸術選奨文部大臣賞)、『雲の都』(毎日出版文化賞特別賞)など。日本芸術院会員、2011年度文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

55
古典の美しい日本語に触れたく購入。まず第一に鴨長明や吉田兼好の生き方が作品に表れてる『方丈記』『徒然草』等の教科書にも登場するくらい有名な作品に触れられたことが懐かしかったのと、仏教に影響を受けた長明や兼好の生き方や露伴の『努力論』では運のあげ方、貝原益軒『養生論』からは長生き術と、古典を文学を楽しむ読み方をしたことはあっても、ハウツー本的な読み方をしたことがなかったので、読み方の視点を変えるとまるで違った作品のように思えたのも新鮮だった。また読み返したい。2020/01/15

TAKAMURA

1
宣告、永遠の都、雲の都、フランドル、と数年かけて読みすすみ、この作品に到達。素晴らしいの一言。座右の書にしたい。2021/06/30

良さん

0
題名が生き方を端的に示していてすてき。次は『方丈記』『徒然草』『努力論』『養生訓』のそれぞれ原文を声を出して読み味わいたい。 【心に残った言葉】露伴は運命を認めず、自己責任を認めるのですが、失敗したときこそ人間の真価が現れるという指摘は重要です。ここで失敗を自己責任とみる人こそが真の成功者になる資格があるという逆説は、透徹した人間論と言えます。(111頁)2016/08/10

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