宴の前

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087754445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

現職知事の後継者が、選挙告示前に急死。
後継候補を巡る争いに、突然名乗りを上げたオリンピックメダリスト、地元フィクサーや現職知事のスキャンダルを追う記者の思惑が交錯する。

これまで四期連続当選してきた現職県知事・安川(76歳)は、今期限りでの引退を決める。後任については副知事の白井に任せるということで内々に話がまとまっていた。しかし、選挙告示の2ヶ月前に白井が急死し、次期知事候補は白紙に戻る。一方その頃、地元出身でオリンピックメダリストの中司涼子(42歳)が、突如知事選への出馬を表明する。マニフェストに「冬季オリンピックの誘致」を打ち上げ、一気に有力候補に躍り出る。混沌した様相はさらに加速し――。

堂場 瞬一(どうば しゅんいち)
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける。「刑事の挑戦・一之瀬拓真」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなど、次々と人気シリーズを送り出している。ほかにメディア三部作『警察回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』、『時限捜査』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『焦土の刑事』など著書多数。

堂場 瞬一[ドウバ シュンイチ]
著・文・その他

内容説明

現職知事の後継者が、選挙告示前に急死。後継候補を巡る争いに、突然名乗りを上げたオリンピックメダリスト、地元フィクサーや現職知事のスキャンダルを追う記者の思惑が交錯する。これまで四期連続当選してきた現職県知事・安川(76歳)は、今期限りでの引退を決める。後任については副知事の白井に任せるということで内々に話がまとまっていた。しかし、選挙告示の2ヶ月前に白井が急死し、次期知事候補は白紙に戻る。一方その頃、地元出身でオリンピックメダリストの中司涼子(42歳)が、突如知事選への出馬を表明する。公約に「冬季オリンピックの招致」を打ち上げ、一気に有力候補に躍り出る。混沌とした様相はさらに加速し―。隠された利権、過度な忖度、県民性の謎…。圧倒的な権力を持つ「地方の王様」を決める熾烈な争い。選挙小説の新機軸!

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いつでも母さん

203
確かに宴の前だった。地方の知事選の現状があった。首長や市町村議会議員選挙になるともっと地域密着で人間関係も絡み複雑にもなるが。この知事選と言うのは政党や県連の色が濃くなる。そこに地元の新聞社が(トップやその周辺)なあなあで現知事のバックにいたら・・現職の知事が引退、後継指名を正式にする前にその後任の副知事が急死。堂場さん、面白いところを持ってきましたね。地元出身、知名度抜群の元オリンピックメダリストが無所属で出馬表明し、後継指名のドタバタで選挙戦は混沌となる。面白く一気に読了したがエピローグは不要では?2018/10/15

ゆみねこ

83
面白かったです。とある地方の県知事選挙を描いたもの。四期務めたベテラン知事に挑む、元五輪メダリストのアラフォー女性。政治・報道・地方の様々な事情。舞台は新潟県をイメージするとすんなり。2018/10/17

旅するランナー

65
選挙は祭りだ! 引退を表明した現職側vs女子アルペンスキーの元オリンピック銅メダリスト無党派による(新潟?)県知事選挙小説。非日常の世界が繰り広げられ、読者も異様な疾走感・高揚感に巻き込まれる。ところが、後継者決定のあたりから、なんだか失速してしまう。それは、全てを絡め取り飲み込んでしまう、一党独裁政治の恐ろしさなのかもしれない。祭りの後の虚しさを、主人公たちと共に味わうことになる。2018/11/24

かんらんしゃ🎡

57
★例えば殿さまが、今夜のお相手は誰にしようかなあと悩みながら大奥へ登るのは、誰に投票しようかと選挙へ行くようなものだろうか。顔で選び、人気で選び、風に流されて気まぐれに選んでしまう。★県知事って昔でいえば殿様だ。殿さまを選ぶのに、越後なら原発稼働を争点にして書けばもっと社会性も出たろうに。そう、争点さえしっかりしていれば顔や雰囲気で選ぶことはない。民の幸せと藩の活性には不可欠だ。★それはそうとして、去年の冬徳川園へ牡丹を見に行ったら入園料を取られた。今だに町民から吸い上げるのか。2018/11/11

53
選挙小説という事でもっとドロドロしてるかと思ったけどそうでも無かった。ただ人を使った策略は政治って感じだった。意外なラストにちょっとビックリした2019/07/14

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