内容説明
ラモコ精製所の所長ハリー・ハートウェルは、がむしゃらに働く典型的な仕事人間。学生時代は、アメリカン・フットボールの選手であり、その大柄な体躯から従業員に威圧的なものを与えていた。彼が言うことは絶対であり、彼の意見に反論するものはいなかった。ある日ハリーは、突然心臓発作を起こし、病院にかつぎ込まれた。診断の結果、彼の“病気”は、過重労働と体重過多が原因との診断が下った。しかし、病院での彼は、その傲慢ともいえる態度から、精神的にも欠陥があると診断された。ショックを受けたハリーに、“カウンセラー”は、『心の5原則』を言い渡した…。GM社、コカコーラ社、AT&T社、ナビスコ社、モトローラ社など大手企業の経営コンサルタントで有名な『アトランタ・コンサルティング・グループ』が書いたニュータイプのベストセラー・ビジネス小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいち
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マネージング・フロム・ザ・ハート(ハートある管理者)愛される管理職になるためには能力や自信だけでなく思いやりを持つことが大切である。物語を通して5つの原則を分かりやすく理解させてくれる。五原則を持った管理職は周囲に好影響を与え、結果モチベーションを高め、生産性を向上してくれるのである。物語の主人公であるハリーを自分に置き換え、日常業務に例える。社内または社外、人から嫌な事を受けたとしても、耳を傾け、思いやりを持ち、愛から生まれた意図を探し、偉大さを忘れないようにしていきたい。行動1つでその後の結果は変わる