集英社文庫<br> 炎の女たち - わたしの日本女性史

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集英社文庫
炎の女たち - わたしの日本女性史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087507379
  • NDC分類 367.21

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なにょう

14
歴史上の女性たち★卑弥呼-結局、邪馬台国はどこなのだ。おあん・おきく-戦国時代から安土桃山時代。必死に生き抜いた女たち。上方の女たち-元禄文化。描かれた女たち。今読んでも面白い。与謝野晶子-恋をして、成就し、子を産み育てる。たくさんの書き物をして稼いで、子を育てた。川島芳子-不思議な存在。日本人であり、中国人であり、男のように振る舞い、でも女である。志賀暁子-戦前は堕胎は罪だった。信じられない。★学校で習うのは男性視点、権力者視点の歴史。女性たちの歴史、庶民の歴史もあったのだ。237ページ2025/03/02

2
こうも躍動的にみずみずしく女性を描けるのは田辺聖子さんだけだと思います。彼女の筆にかかれば、その人の魅力が思い余って弾けでてしまう。どの本を読んでもそう感じます。紹介されているどの女性も本当に本当にそれぞれ魅力的で、学ぶべきところがあります。ひとりずつ感想を書くのは省略しますが、もっと長くたくさん書いてくれてもよかったのに…足りない!と思いました。2014/04/15

Gen Kato

2
再読。昔読んだ時は後半の近代女性陣(与謝野晶子、川島芳子、志賀暁子)の方が印象的だったのですが、今回は前半の創作性が強い女性たち(卑弥呼、おあんとおきく、上方女)に心惹かれました。どれも読みやすく、しかも一方的な見方になっていない、さすがの田辺聖子作品です。こういった短い評伝にも作家さんの力量は出るものですね。2013/11/02

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