集英社文庫<br> 京の夕立ち

集英社文庫
京の夕立ち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 206p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087490879
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

27
☆☆☆★ 物語自体にはあまり共感を覚えず、男女間の情緒、機微、その雰囲気を楽しむ作品だと思った。「京の夕立ち」は、女が男と連絡を取らなくなるのがあっけなさすぎるし、「おみわの話」は父親程年の離れた老人を世話するも老人の死があっけなさすぎる。「冬の蜜月」は、結局母の失踪の謎が解決されぬまま。2023/09/06

桜もち 太郎

5
「京の夕立ち」「おみわの話」「冬の蜜月」の三作品。どれも大人の純愛物語。最後の「冬の蜜月」は間延びしてたかな。2014/06/12

うずまきねこ

2
表題作と他二篇の構成です。『今日の夕立ち』は中年男女の極めて清い恋愛を描いていて、最近はびこっている「乱れ」を改めさせてくれるような話でした。『おみわの話』も放埒な営みを排除しようとした気持ちいいものです。『冬の蜜月』では何を大事にするべきかを再考する機会を与えてくれました。どの作品も一つ一つとても落ち着いて、そして綺麗でした。2012/06/01

メトメ

1
京の夕立ち、おみわの話、冬の蜜月3編綴り どの作品でも、深いところに言いようのない悲しみのようなものを感じられた。 もっといろいろ著者の作品を読んでみようと思う。 2020/01/25

欠陥コイン

1
201107132011/07/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1239415
  • ご注意事項