集英社文庫<br> 意識の進化とDNA

集英社文庫
意識の進化とDNA

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087471793
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

「ついに私は『本来の自己』とは、36億年の歴史を背負ったDNAであると考えるに至った」(はじめに)分子レベルで研究が進む生命科学の中で、“私”とは誰なのか?愛や感動、神とは何なのか?DNAの仕組みと精神のかかわりを、ある男女の出会いと語らいを通して、いきいきと解き明かす。長く闘病生活を続ける女性科学者が見つめた、「いのち」がわかる一冊。

目次

プレリュード
宇宙の中で
人類の起源
自我意識の誕生
集合的無意識と脳の進化
情報の伝達
記憶
いのちの歴史
いのちの歴史の中で
芸術・科学〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あっきー

23
⭐3 生命科学の大学講師が哲学を勉強する卒論がフロムの女子大生ピアニストに個人授業するのがストリー部分、解説部分は意識の進化をDNAの成り立ちなど生物学の基礎から説明する、1創造によって世界に何を与えられるか、2出会いと経験によって世界から何を受け取るか、3苦しい状況の時に人生の価値と意味が発見される、これを自我の執着を捨てて考えなければならないのは難しくてムリっぽいよ、ストリー部分のハイソ感高めはチト鼻についたが解説部分は賛同できるところが多いし分りやすく大変ためになった2021/10/18

みみみ

4
生命科学・心理学・宗教・芸術のシンプルな原理原則の話を美しい掌小説のようにすべてをつなげてくれたのでとてもわかりやすかった。訳文ではなく日本人女性科学者が執筆していることもあるのか気持ちがすっかりやさしくなれた。 「世界で一番美しい物語」とあわせて再読しよう。 今年一番の良書になりそうなくらいお気に入り。 著者の柳澤桂子さんにはまりそう。2011/03/17

Ayanosuke

2
再読。。。なんだけど、いつ読んだのかも、内容もさっぱり忘れていました…広く浅く、いかにも入門書、という感じ。読みやすいけど、小説にする必要あったかなぁ…。2012/07/04

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