内容説明
水泳のインストラクターが、つらい肺がん治療の励みに医師と交わした約束。ダウン症の青年のハワイ初体験。金婚式をハワイで挙げるため、病と闘った仲良し夫婦。チェルノブイリで知ったおもてなしの心―。“旅”がつくり出す奇跡のような瞬間がここにある。日本各地はもちろん、世界中を飛び回る著者が旅で出会った人々。あたたかい涙ととびきりの笑顔のエピソード満載のヒューマン・エッセイ。
目次
第1章 旅が人生を変える(旅と約束;末期がんの女性とダウン症の青年と定年ドクターが夕陽に染まる ほか)
第2章 旅から学ぶ(旅は少年の心を思い出させてくれる;温泉は体と心をあっためてくれる ほか)
第3章 本当の自分に出会う旅(何歳になっても、あきられなくていい;心の閉じこもり予防 ほか)
第4章 思い出づくり(極上の思い出をつくるために;死ぬまで旅はつづけられる ほか)
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年東京都生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。74年、長野県の諏訪中央病院に赴任。一貫して住民と共に作る医療を実践。チェルノブイリの救援活動にも参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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