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出版社内容情報
昨日、助けてもらった魔導書なのじゃ!!
大学院卒なのに、うだつのあがらない生活を長年続けている魔女のアルルカは就職先も研究ポストもない80歳。
先行きは不安だけど、超古代文明の研究に情熱を燃やす。
ある日、焼却処分寸前の謎の超古代文明の本「虚無の書」を持ち帰ったアルルカ。
翌日、目が覚めると家には「虚無の書」を名乗る少女がいた!
「余は超古代文明の遺産じゃ! そなたに助けてもらった!」と高らかに宣言する!
それは昨日、大学から持ち帰った魔導書の人間の姿だった!
助けてもらった恩返しにそなたの母さんになると宣言したツインテール少女との奇妙な共同生活が始まる――!?
大学院生魔女と魔導書の新感覚大学院ライフコメディ開幕!
内容説明
大学院卒なのに、うだつのあがらない生活を長年続けている魔女のアルルカは就職先も研究ポストもない80歳。先行きは不安だけど、超古代文明の研究に情熱を燃やす。ある日、焼却処分寸前の謎の超古代文明の本「虚無の書」を持ち帰ったアルルカ。翌日、目が覚めると家には「虚無の書」を名乗る少女がいた!「余は超古代文明の遺産じゃ!そなたに助けてもらった!」と高らかに宣言する!それは昨日、大学から持ち帰った魔導書の人間の姿だった!助けてもらった恩返しにそなたの母さんになると宣言したツインテール少女との奇妙な共同生活が始まる―!?大学院生魔女と魔導書の新感覚大学院ライフコメディ開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イシカミハサミ
6
エピソード間のつながりがうすく、 ただキャラクターが増えていった、という印象。 作風で展開が早い、というイメージはあったけれど、 こんなにぶつ切りな感じだったっけ。 自身の大学院時代を反映しているらしいけれど、 モラトリアム感とか和気藹々な感じもそんなに伝わってこなかった。2020/05/23
真白優樹
6
大学院卒だけど仕事がない、超古代文明を研究する魔女が少女の姿を取った魔導書と出会い、始まる物語。―――仕事は無くても熱はある、それだけでまだ進めるから。 著者の実体験も含まれているからか妙な現実感を伴ってゆるゆるとした日常が繰り広げられる物語であり、アクの強い少女達がドタバタとした日常を繰り広げながら、ゆるゆると世界の謎に迫っていく、穏やかな気持ちでするりと読める物語である。どんどん賑やかになる魔女の周り。果たして、彼女はこれから先、超古代文明の謎を解き明かせるのだろうか。 次巻も須らく期待である。2020/03/27
リク@ぼっち党員
3
ポスドク=無賃で使える教授の奴隷。そう考えるとアルルカの扱いはかなりマシ。60年はアレだけど。ポスドクに焦点を当ててるのは面白いけど、ポスドクってお偉い教授が退官するから回るわけで。不老不死の魔女な時点で破綻してない? そりゃあ60年もポスドクすることになるわ。内容は軽いの極みで頭の中空っぽで読める。それ以上でもそれ以下でもない。あ〜、ダッシュエックスだなぁ〜って感じ。2020/03/31
りのん
3
ラーメン作りに並々ならぬ情熱を持つ魔導書の少女、60年間ポスドクをやっている苦労人の研究者、かつては信仰が厚かった神様など、個性豊かなキャラたちが織りなすストレスフリーで賑やかな日常の物語は読んでいて楽しかったです。私自身正直大学院のシステムも今一つ理解し切れていないところもあってか、ポスドクというラノベのキャラとしては珍しい肩書はとても新鮮でした。研究職はなかなかに厳しい世界なんですね…。次巻も楽しみにしています。2020/03/29
takave
2
若者の黒魔法離れに続いてポスドク問題に切り込んだ一冊。とはいえ不老不死の魔女が60年ポスドクやっているとなんだかんだゆるい。2020/03/28