内容説明
日本では薫が生死の境をさまよい、ここフランスではシャルルが殺人犯として指名手配、さらには重傷の和矢が病院から逃げ出して行方不明、とあっちもこっちも大ピンチ。一方、アルニー城の連続殺人事件を調査していたあたしとカークは秘密の地下道で謎の腐乱死体を発見。一体これは誰なんだろう…?と、その時、突然地響きとともに何かがあたしたちに迫る。あっ、カークあれはっ…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひじり☆
48
神様から人が羨むものを全て与えられて、最後に孤独を与えられた…って切ないな…。結局誰も救われないのが悲しかった。2019/04/29
マリン
45
この事件の関係者は全員シャルルとのつながりもそこまでなく、登場しては死んでいくのを淡々と読んでいた。風にかえれで子供読者が犯人に賛同してしまったからメインキャラとの関係を薄くして、犯人側に感情移入させたくなかったのかもしれないけど。カークはいい人すぎて和矢以外でシャルルと友人になれるキャラではないかと思ったがその後の出番が少なくて残念。2020/10/08
月島のん
45
いやー、面白かった。シャルルって、本当に何でも出来るんだなあ。かっこいい。今回は、カークがいいキャラだった。2019/01/30
さくら
44
(再読) マリナシリーズの第7弾(の下巻)。 人を想う気持ちを利用すなんて・・・ やるせない気持ちでいっぱいになりました。 それにしても、何故マリナがモテる!?(笑)2012/07/23
rinrin
42
この頃から、大好きなマリナシリーズなんだけど、悲しくなってあまり読まなくなってきたんだった。シャルルの哀しみがたまらない。2016/08/18