コバルト文庫<br> 英国舶来幻想譚―契約花嫁と偽物紳士の甘やかな真贋鑑定

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コバルト文庫
英国舶来幻想譚―契約花嫁と偽物紳士の甘やかな真贋鑑定

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086080859
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



藍川 竜樹[アイカワ タツキ]
著・文・その他

椎名 咲月[シイナ サツキ]
イラスト

内容説明

19世紀、英国。目利きの鑑定人を父に持つアデルは、ある目的のために舶来品専門のオークションハウス・アーヴィング商会に就職を希望する。が、オーナーのクレイグが出した条件は「僕と結婚すること」。舶来品の情報がほしいアデルと“女除け”がほしいクレイグの利害が一致し、偽装結婚をする二人。様々な舶来品がらみの事件を解決するうちに、アデルは、恩ある伯爵の死の真相に迫っていくが…。

著者等紹介

藍川竜樹[アイカワタツキ]
兵庫県出身。「秘密の陰陽師―身代わりの姫と恋する後宮―」で2011年度ロマン大賞受賞。コバルト文庫に受賞作を改題・加筆改稿した「ひみつの陰陽師」シリーズなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

31
クレイグ氏が甘々で良かった!舶来品の鑑定人とオークションハウスの経営者コンビ良いですね。あとがきが…コバルトもなかな新シリーズが出せない雰囲気が出ててちょっと寂しいです。2018/12/09

七月せら

22
海を超え時を超えてそれを望む人の元へやってくる舶来品。深い歴史と人々の想いの詰まった舶来品への愛は人一倍ながら、複雑な生立ちから己に向けられる愛情は素直に受け止めきれないアデル。偽りだらけながら完璧な紳士で大人の余裕もあるはずのクレイグが、アデルを想って悶々とする日々を過ごすのがとっても甘々。近づいたかと思えば遠ざかりを繰り返す2人ですが、居場所を求めて彷徨う舶来品とそれを見初め熱を上げる蒐集家のように、互いを新たな世界へ誘う素敵な恋です。2018/12/03

かなで

10
めちゃくちゃ甘くてすごくすごく甘い読み物を読みたいときはおすすめの本です。 クレイグの包容力がたまらない! アデルの不器用さがさらにクレイグの包容力を増してる。若干ミステリーの部分の解決の話が物足りないけど、「僕の奥さん」と呼ぶクレイグの甘さで充分カバーしてる。2018/12/04

よっしー

7
面白かった~(o^―^o)こういうの大好き。お嬢様がメインのスピンオフ書いてくれないかな。2019/01/15

十六夜

5
うーん、なんだろう、読みづらい……。内容自体はそんなに悪くないんだけど、ヒロインが後ろ向きなのがちょっと鼻につくというか。貴賎結婚の末の娘でなかなか苦労してきたっぽいから仕方ないけど。妙に敬語使いなのが気に入らなかったかな。ヒーローがぐいぐい来るのは嫌いじゃないけど。2019/02/11

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